なんでもない書店の日々を綴ります

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最近の記事

考察「尾丸ポルカ」

前回中年の痛い話を綴ったが、続編です。語り口調はマイルドに。ただのヲタクの垂れ流しつぶやきです。 ホロライブにハマっているという話はした。箱推しという話もした。 これから書くネタが浮かばない時は、その時々のVtuberネタなどを話して行こうと思う。 さて今回は自分がホロライブの中で推しているタレントさんの中で、特に推している何人かについて色々考えてみる。 尾丸ポルカ ホロライブ5期生 サーカスの座長を目指しているという 一言で言い尽くせない程の多才っぷり 演技・語り・

    • ホロライブについて

      2022年のあれは7月だっただろうか 当時は書店での人間関係に疲れ切って、休職しながら寝込んでいた。 Youtubeなどほとんど見ていなかったのに、ふとした瞬間に見始めたのVtuberだった その時初めて見ていたのはホロライブゲーマーズの 「猫又おかゆ」 さん(以下おかゆ)だった。 癒し系ボイスで、雑談を中心に見ていた。その声にゆっくりと心が暖かくなっていくのを感じた。 無論その程度でメンタルが病に勝てるのならば、こんなに十何年も病んでいない。 それでもその場パニックか

      • 光陰矢の如し

        さて、長らく更新もせずnoteをほったらかしにしてましたごめんなさい。 色々ありまして……もうほんっと色々 現在は職を辞して休養中。 お気持ちクリニックと仲良くしながら、就労継続支援B型事業所というところに行ってる。 どういうところかというと、行けば何時間とかの時給ではなく、工賃としてお金が発生。 就労契約などはせず、ひたすらその事業所内でスキルアップ。 私は珍しいところに行っていて、イラストや小説などのクリエイターのための事業所というところ。 最初は体を引きずりながら

        • 書く書かない

           おおよそ本好きほど物書きに向かない人種はいないと思う。  え? 逆じゃないとか思うかもしれないけど、実際のところそうなのだ。  まず、書ける人間と書けない人間というのは存在しない  書く人間と書かない人間がいるだけなのだ。  そこで最初に戻るが、本が好きな人間はそれだけ多くの完成系を目にしているし、理想のハードルも高い。  何かきっかけがない限り書けてもTwitterのつぶやき程度なのだよ。  書きたい! 書いてみたいと思っても、多くの美文や素晴らしい小説を目にしてきたせ

          私を形成した猛者たち

          思い返せば大学時代 愛知にある元女子大の大学に入ったのが間違い 地元では有名なSSKの一角を担う大学でした 入学する10年前に共学になったとかでまだ男女の比率が偏ってました クラスで男子は片手ほど 周りからは羨ましがられるような環境だとお思いでしょうが、そんなことは全くないのですよ それまでは真面目、硬派、孤高などと言われ女性と縁がないと言うか、苦手だった私は4年間で鍛えられました 女性ばかりがいるから花園なんて幻想は砕かれますよ? 同時に、性差なんてものは男の側の言い分

          私を形成した猛者たち

          絶望という風に吹かれる

          長いため息とともに、全身に無力感が染み渡る仕事を終えて帰路につく それまで同僚とバカな話で盛り上がっていたのとはうって変わって、顔から感情が抜け落ちる 能面だ それもまだ掘り込まれていない状態の 能が面をかぶり、何か霊的なものを下ろして表現する芸術であるならば、今の私には人間誰しもが持っているであろう魂というものが全くない虚無の状態だと言ってもいい 結局仕事から離れて仕舞えば、私には残るものは何もないのだ。 かといってこのまま今の仕事だけで生活していくことも難しい。私が

          絶望という風に吹かれる

          きちんとB5のノートを用意した したのだ。だけどなぜかスマホを手に取ってこうやって書いている。待望のキーボードはまだ届かない なぜこうして書いてるかといえば、なんとも言えないイライラに苛まれているからだ。 何にイラついてるのか、とにかくなんでもいいから吐き出したい。それを並べて晒したい そんな心持ちである。 読む方からすれば、身勝手なことをつらつら書いてるだけのつまらない文章かもしれないが、先日からとにかく何か書いていないと治らないのだ。 共感とかそういうことじゃなく

          流される

          諸事情あって とある方とお話しする機会を得た なんだかこちらが無理矢理土足で上がり込んだような感じがして、居た堪れなかったが休日の時間を持て余していたところへ親切に話しかけてくださったので、甘えることにした。 話題は取り止めもないことだったが 話の流れで私の遍歴のようなことをお話しさせていただいた。  それもまた一方的で独りよがりな話をぶちまけただけなのだが、何より誰かに何かを話したかったという欲求も手伝ってベラベラとにべもないことを語りまくった。  相手側からしたら迷惑

          流される

          今日私に起こったこと

          昨日はいつも通り薬を飲んで寝た なぜか前に起きたように、2時半ごろに完全に覚醒してしまい とりあえずお風呂に入り ご飯を食べた こうしておけば朝食べる時間短縮できると思って そのあとふっと眠気が来たから5時ごろまた寝た 目が覚めたら8時ごろだった 何も考えずに支度して、時計も見ないで家を出た 10時くらいにモールに着いて、ブランチ的な昼ごはんを食べて薬を飲んで、しばらくぼーっとしてた 11時ごろになったからお店に行って挨拶をしてタイムカードを切って、メールチェッ

          今日私に起こったこと

          書店の未来を考え実行する会

          結局コロナがグダグダとしてきて 書店までその煽りをうけてきました 政府のせいといえばそうなんだけど、それ以上に書店は何か努力してきたか?という話になってきたなと もちろんdisってるとかじゃないです 書店員として働くみなさんは、毎日の業務を内心いろんな思いを我慢したまま続けてこられたし、今もどうしたら盛り上がるかとか考えてると思うんですよ。 でもそこで何が壁になってるかというと、上層部やら正社員の存在だと思うんですよね。 もちろん皆さんの中には、正社員だけどちゃんと考えてや

          書店の未来を考え実行する会

          届かない声

          どうにも生きるのに向いていない 仕事もいつも2年と続かない 書店業は楽しい反面 店を盛り上げたいという気持ちが先走り 本を読まないスタッフに囲まれていると辛さが増す 結局、職場へ仕事をしにきているか、お金をもらいにきてるかの違いだと思う このところ病んでいて 相方から全部紙に書き出してみろと言われたので書いてみた 改めて読むと、ないものねだりなことが多いし、どうにもならないことが多い もっと誰かと話したい もっと気楽に考えたらいいよと言われたい 楽していいよと周りから

          届かない声

          蝶の眠る場所

          ああ、事件もののミステリかと 装丁が綺麗で社会派ミステリという文句に釣られて買った一冊だった いつもなら、買った本は積まれて別のものを読んでいただろう だけどこの本はなにかを持っているのだろう。何気なしに手持ち無沙汰にしていた休日。手に取ってパラパラし始めた。 それが私が落とし込まれた瞬間だった ただのミステリじゃない この物語は誇張でもなんでもなく『罪と罰』の物語だ。 起点は冤罪のまま死刑になった囚人の話だったであろう。しかしそこから大きく展開される、ただのミステリで終

          蝶の眠る場所

          病みつきの居場所

          やだな……… そんなことをなんの予兆もなく店についた時に思った。 これまで職を転々としてきたけれど、一番多いのは本屋だった。やっぱり出版社のない地方で本と関わって生きていこうとしたら、本屋しかない。 そう思っていろんなところで働いては、パワハラにあったり、それで鬱が悪化したりして別の店に行っても鬱のせいかどうかわからないけれど、出勤が安定しなかった。 外から見てると健常な人と変わらないくらい笑顔で接客しているのだから、それが続けば周りは健常な人と同じように接してくる。 ま

          病みつきの居場所

          拝啓お客様

          拝啓お客様、本日は御来店ありがとうございます。波多野女史に続き、私蛍が何点か続けさせていただきます。まず、中学生のお子様のことを考えて本を読ませようという教育方針。誠に立派でございます。ですが、書店員に中学生くらいが読むものとお問い合わせいただいても、それは過保護というものです。自分で選んで読むことから読書は始まります。そこまでする必要はございません。 あわせましてご予約についてですが、どこを調べてもわからないものを、書店員が知ってると思われるのは買い被りです。Amazon

          拝啓お客様

          とある書店員の死

          じわりじわりと体が侵食されていくように感じる みんな顔にべったりと笑顔を貼りつけている 現実がどんどん食われていく 満腹になることはないのだろうか 挨拶するごとに何かもっていかれる気分になる 自分のことしか考えてないのに、さもあなたが心配という顔をする あなたに何がわかるというのか いや、わかるはずがない。人間は一人で生まれて一人で死んでいくんだ でも実は心の中で、みんな聞いてよって言ってる そして泣いてる もっと楽しくやろうよ 本音でさ この子は何を言ってるのかなと訝し

          とある書店員の死

          私は毎日が辛い

          ここのところの不安や情緒の乱れ 職場に対する不満の限界 いろんなことを思ったけれど、それは全部過去に理由があった Twitterでもぼちぼち呟いてはいたけど、私は何かを頑張ったからという理由で褒められたことがない 承認欲求が満たされることのない日々を送った子供時代だった。 過去を理由に現在の状態を言うのはアドラーの心理学的にはなしなことらしいけれど 私は母の人生を生きさせられていたと、何度思い返してもそう思う こんなことがあった 母の勘違いで、塾が休みだった日 送り出され

          私は毎日が辛い