hotarukanazawa

地域の農園生産者と消費者をつなぐお店です。意欲溢れる農園生産者が育てた最高の食材に、藩…

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地域の農園生産者と消費者をつなぐお店です。意欲溢れる農園生産者が育てた最高の食材に、藩政期から続く和菓子の伝統を融合させて、金沢ならではの新しい食の文化を提案します。 金沢市東山1丁目2-7  TEL.076-254-5605 営/12:30~16:00 休/火・土・日曜

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HOTARU始まります

2023年8月より、ひがし茶屋街の入り口で、農園生産者と一緒に作る和菓子を提案する「HOTARU」がスタートします。 北陸の自然の恵み、旬を味わう畑の和菓子 豊かな自然に恵まれた石川県の農業 長い海岸線と3000メートル級の山々を抱える石川県。起伏に富んだ地形は、多彩な農産物を育みます。天然の巨大な浄水器ともいえる白山麓は、多くの雪を蓄えて加賀全域に清冽な水を供給します。また世界農業遺産にも指定される能登では、いまも日本の原風景ともいえるような素朴な自然のなかで質の高い

    • 降雪に耐えて芳醇な香りをまとう、金沢ゆず

      湯涌街道沿いで、柚子を育てる髙田農園さん。この地で獲れる香り豊かな柚子は「金沢ゆず」のブランドで人気が高まってきています。蛍KANAZAWAでは、この金沢ゆずを使った新商品開発のために、ちょうど収穫期を迎えた農園に打ち合わせに行きました。 数百本もの柚子の木が植えられた、湯涌ゆずの街道(みち) 金沢市街から湯涌温泉に向かう途中。湯涌街道沿いの浅川地区には柚子の木が立ち並んでいます。この通りは「湯涌ゆずの街道(みち)」と名付けられ、全部で2000本以上の柚子が植えられていま

      • トマト本来の美味しさを表現する

        ■今回の訪問先 本田農園 https://hondanouen.net/ ブランドとなった本田農園のトマト 石川県内でトマトの生産量が最も多い小松市。その中でも、ひときわ存在感をもつ生産者が本田雅弘さんです。新しいスタイルの農業へいち早く取り組みをはじめ、本田農園のミニトマトをブランド化することで、ファンを広く獲得してきました。事業への明確なビジョンを持つことや、ご本人の人柄もあって、若手の農家からも慕われるリーダー的な存在でもあります。 業界でもファンが多い 本田さ

        • 農業の未来を見据える、新世代の生産者

          加賀で指折りの作地面積を持つ、若手農家 弱冠25歳ながら100a(約3000坪)もの農園を管理する加端大樹さん。梨を中心にしながら、栗やレモンなどの栽培にも挑戦する、意欲ある若き生産者です。蛍KANAZAWAは、梨を使ったこの秋の新作の開発のために、かばた農園さんにお伺いしてきました。 加端さんは、梨の生産者として最高品質の果物づくりを目指しながら、もう一方で世界を見据えたビジネス展開にも意欲を持っています。業界全体への課題意識を持ち、「農業というと、きつい、汚い、稼げ

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        HOTARU始まります

          畑から始まる和菓子作り

          全国の特選作物を作る農園 蛍農園は、金沢市内にある蛍KANAZAWAの直営農園です。 この農園では、あまり市場に出回らない全国の美味しい作物を育てています。和菓子店が直営する農場ですが、和菓子のために食材を育てるという発想ではありません。まずは良質な作物を育て、それを生かすために商品化を考えるというのが蛍KANAZAWAのスタンスです。畑から始まる和菓子作り。HOTARUのコンセプトは、この蛍農園からスタートしました。 まだまだ知らない、美味なる野菜の数々 畑を歩くと、

          畑から始まる和菓子作り

          本物のブルーベリーを届けたい

          HOTARUな人々 金沢ちはらファーム  前田泰一さん 湯涌街道のわきにある、ブルーベリー農園 金沢市内の小立野台地から、湯涌街道を車で走っていくと、浅野川上流のせせらぎに面してブルーベリー農園が広がっています。 障害のある子供たちに立ちあげた農園 当初は、障害を持った子供たちが将来働ける場所を作りたいと願って作ったブルーベリー農園です。金沢市では、農業への新規参入に関してはいくつものハードルがある中で、前田さんの長年にわたる熱意と努力の結晶によって生まれました。

          本物のブルーベリーを届けたい

          職人技で焼き上げる、最高のもなか

          HOTARUな人々 種工匠土田 土田剛大様 もなかの本当の美味しさを伝えたい HOTARUの和菓子は、作り手の方と一緒になって作ることが特徴です。 素晴らしい作り手の方を紹介します。 パリッとした食感と、香ばしさ。もち米特有の旨味と甘み。和菓子に欠かせない最中種(もなかの皮)の作り手が土田さんです。 工場にお伺いさせていただき、焼き立てのもなかをいただいた時には、「もなかって、こんなに美味しいものだったのか」と感動しました。焼き立てで、まだ温かみの残るもなかは、パリッ

          職人技で焼き上げる、最高のもなか