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シャチと国後島、黒いリュック「あとがき」

『シャチと国後島、黒いリュック』を最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました!

この物語は、実話を脚色した創作です。
はじまりは、本当にクルーズ船で、私の目の前でリュックを置き去りに下船してしまった男性がいたことでした。
通称リュック事件笑

自己紹介をまだ詳しく書いていませんが、私は趣味で脚本を書いています。
なかなか日の目を浴びることはできませんが、亡き父から言われた「書き続けることが大事」を胸に、常にネタ探しをしています。
仕事のこと、家族のこと、常に身近なおもしろを探していた中で、このリュック事件が起きました。
野生のシャチに出会うことは本当に夢で、父の代わりに絶対私が見る!と意気込んで羅臼に向かいました。
それくらい気合いが入っていたのに、突然ドラマのような格好のネタが降ってきて・・・!!
乗船してすぐに、シャチより創作意欲が掻き立てられ、困ったことになりました。

彼とはその後お友達になり、少し前まで連絡を取っていました。
驚くことに共通点がたくさんあり。
まずは今年北海道旅行が3回目なこと。
私は2月、5月、今回。
彼は2月、4月、今回。
私の元彼に顔面が似ていた+名前も極似笑
あ、でも元彼は北川悠仁似だけど、彼はレミオロメンのボーカル寄りかな。
同じ神奈川県からの一人旅。
彼の元妻と私の現在の名字が同じ。
その他諸々!
本当に驚きました。

そう、彼はバツイチなんだそうで。
話しを聞くと本当に酷い話で、今でもまだ病んでいるような(気がする・・・)。
私は私で既婚者なので、家庭の話しなどを少し。
共通して思ったのは、北海道に来ると、嫌なことがリセットするねと。
国後島を眺めていたら、息子の成績がどうしようもないことなんてどうでもよくなりました笑

脚本もそうだけど、創作に関して行き詰っていたところ、彼に出会って急に書きたい気持ちが湧き、本当に感謝しました。
彼にしてみれば何を言ってるんだろうと思うかもしれないけど。
彼の撮る写真にも癒された。

自分がまだ独身だったら、とかいろんな想像をしながら、プロットの練習のつもりでこの物語を書きました。

それにしても、彼の離婚話し、聞いてるだけで本当に心が痛くて。
包容力のある女性なら「助けてあげたい」と思うんだろうなぁ。
15年前の私だったら、「とんだ事故物件掴まされた!」とか思ったな笑(ごめんなさい💦)

最後の黒いリュックは、本物です。
リアリティを出したくて、彼にお願いして送ってもらいました。
掲載許可も取りました笑

ありがとう!!



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