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労働のモチベが罪悪感の生活はクソ

 転職してから常に思っている。労働って罪悪感だ。というか、罪悪感だけが己を動かしているまであるかもしれん。

 職種によって違いはあるだろうが、とりあえず今自分が雇用されている会社は数字をかなり重視している。超雑にいえば、ものを売ることがとにかく大事でなによりも利益がものをいう。年功序列のない、結果を出した人間が評価される環境だといって良いだろう。素晴らしい場所だと思う。

 そんな素晴らしい場所で結果を出せずにいるので、私は毎秒罪悪感を抱えて業務にあたっている。タイトルの通り、今の自分にとって労働の根源は罪悪感だ。結果を出せていないのに給与を貰っている現状! うーん、罪。

 多分だけれど、こういう感じのことをいうと一定数の人は労働しているんだから罪悪感を感じる必要はないだとか、それとこれは別だとかいうだろう。確かに給与の対価として自分は真面目に労働している。理屈として理解はできる。時間と労働力を支払ってはいる。その自負はある。自分でいうのもなんだがそれなりに真面目です。

 ただし、そういった理屈以上に無力感をめちゃくちゃに感じているので罪悪感がある。感じているというか感じさせられているといった方が正しい。別に理不尽に叱られるわけではないし、感情的に怒られるわけでもない。そのあたりは非常にきちんとしている会社だと思う。ロジカルで感情論はほぼない。無意味な慣習もない。とってもホワイトな職場! だとは残業時間的に正直思わないが、人格を否定したりとかは絶対にない。良いことですね。

 だからこそ己の仕事のできなさが際立って心苦しい。今度こそ結果を出すぞ! と思って頑張った結果がお粗末だった時の、あのなんともいえない心地。内臓が浮くような、テストの点数を確認したくないような、あの嫌な感じ。今回は良い結果を出せるだろう、と期待して、そして期待外れな結果だった時の残念な感覚。ああ今回も駄目っぽいです、本当にすみません……みたいな申し訳なさと、またやってしまった……という負のループから抜け出せずにいる。

 なまじ前職でそこそこ仕事ができる方だったからこそ、今の己の不出来さが凄まじく無能に思えて(実際無能ではあるが)しまい、とにかく罪悪感でいっぱいなまま、労働に向かっている。そもそも仕事ではなく労働なんだよな。永遠に労働のままだぞこの調子だと。せめて仕事にしたいとは思う。根性論みたいなところはあるが、多分仕事だと思って向き合う方が何倍かはマシだろう。

 ……みたいなことをず~~~っと考えながら労働している。普通に悪。せめて罪悪感を感じずに労働したい。そういう気持ちはまじであるが、いかんせん本当に己が不出来でまじで救えないかもしれん。そんなことある? シンプルに向いてない説は正直あるが、それにしたってもう少しなんとかならんか? 頼む、スキル強化入ってくれ。テコ入れ要りますこれ。

 あとTwitterとか見てると仕事したくね~みたいな人間がいくらでも流れてくるのでそれが普通だと思ってたんだけど今の会社が全然そんな感じじゃなくて怖い。自分との温度差をかなりの頻度で感じる。そのモチベis何……? やっぱ罪悪感がない人間って自然とモチベも手に入れられる的な感じなんかな。わからん世界すぎる。ていうか前職では確かに罪悪感はゼロだったけどモチベも普通にゼロだったが……?

 せめて罪悪感から解放されてえ~~~~。度数19度の酒を飲んだ社不の独り言です。寝香水つけて寝よ。どうせ来週も毎秒罪悪感と共にいるんだ。早く人間を卒業して木星のガスになりたい。

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