熱海のモノレール

　熱海にモノレールなんてありません。でも、かつてモノレールの建設の計画があり、実際に建設がほんのちょっとだけすすんだそうです。
　しかし、始発駅のホームは作られたらしいのですが、そこで計画は頓挫し消えてしまったそうです。
　その遺構が、熱海駅前の熱海第一ビルの地下に眠っているというのです。計画では熱海第一ビルの地下に始発駅を設置し、海岸に向かって下り、海岸沿いの海上を高架で通り、熱海港の辺りに終着駅を作る予定だったそうです。
　写真は第一ビルの地下１階の飲食街。半地下なので熱海駅側から入ると地下になるのですが、反対側の出口はそのまま地上に出ます。
　この写真のつき当りを右に進むと階段を上がって熱海駅、左へ出るとそのまま車道に出ます。この突き当りの垂直方向の地下３階に遺構はあるらしいのです。らしいと言うのは、非公開で一般には誰も見たことがないのです。
　なぜ非公開なのかはビルの所有者と、モノレール駅の所有者が異なるからというのですが、本当のところは謎です。
　謎が謎呼ぶモノレール熱海駅。そこに遺構はあるのか、もしかしたら何もなかったりして。いや、遺構ではないお宝が眠っていたりして…
　
　話は全く違いますが、第一ビルの飲食街にはよくお世話になってます。熱海駅が新しくなる前は駅ビルの飲食街を利用することが多かったのですが、新しい駅ビルになってからは第一ビルを利用することが多くなりました。
　昭和の雰囲気が好きなんです。