みち:この先に…
立ち入りを固く禁ずる
でも、道の状況を見れば、多くの人がこの警告を無視していることがわかる。
そして、絶対に通してはならないと言う自治体の意志もさほど感じない。
絶対に通したくないなら、もっと厳重にバラ線などを左右に張るだろう。
おそらく、警告はしましたよ、どうしてもこの先に行くなら自己責任で行動してくださいよと言うことだろう。
この先には、なにがある?
ヒグマ出没地域?
有毒ガス発生地域?
大雑把に言えばこの先にあるのは海。
太平洋。
そこに、波により浸食されつつある地盤不安定な断崖がある。
でも、なぜ人は禁を破ってもそこへ行くのか?
そこにあるのは温泉浴場。
小さな掘立小屋の温泉。
太平洋に面した不安定な断崖の上。
人呼んで
フンベ海浜温泉。
無料の温泉がマニアと地元の人に人気だった。
ただし、今はどうやら断崖の浸食がすすみ跡形もないらしい。
どんな温泉だったかは、ネットで探してみてください。
私は、どんな温泉だったか知りませんし、写真もありません。
だって、立ち入り禁止ですよ。(笑)
屋根の上から餅をまくですが(笑)
みち、この道の先にあったのは崩壊すすむ断崖上に立つ掘っ立て小屋の温泉だった。
※北海道登別市登別港町一丁目 2005年3月撮影