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発展途上国に留学する意義とは。

どうも、ほたか(@hotaka_tajima)です。

さあ、note2記事目を書いていきたいと思います。今回のお題は「発展途上国に留学する意義とは」です。「発展途上国」この言葉を聞いただけで「汚い」とか「行きたくない」と考える人が多いのではないでしょうか?

しかし、僕がフィリピンに留学してみて思ったことは「発展途上国への留学にはとても価値がある」ということです。では、僕がそう思う理由について今回は話していきます。特に僕と同じ大学生は読んでみて損はないかと思います。

発展途上国に留学する意義とは

なぜ発展途上国への留学に価値があるのか、結論からいうと、「危機感」を持つようになるからです。ここでいう危機感とは仕事に対する危機感のことです。現在、フィリピンでエンジニアの方たちと一緒に働かさせていただいているのですが、はっきり言ってめちゃくちゃ優秀です。

大体みんな20才〜25才なのですが、英語はもちろんペラペラ。プログラミングは数言語を実開発レベルで使える。大学では他国までいって論文を発表。テクノロジーに明るい。休みの時間も惜しみなく勉強する(そして家族や友達の時間もめちゃくちゃ大切にします)。こういった人たちと仕事をしてみて、僕は自然と「危機感」を持ったわけです。「あれ僕ができること、僕が勝っているものってなんだろう」こう思い始めたわけです。

僕も決して、日本でだらだら大学生活を送っていたつもりはありませんでした。大学2年生の時からインターンしていたし、アフィサイトを立ち上げたりといろんなことをしました。(授業はサボりがちだったけど...)しかしながら、ふとフィリピン人と自分を比べてみると、自分の、いわゆる市場価値にとても大きな差があるなと感じました。

これから起こるかもしれないこと

そう思ったと同時に「日本人の仕事ってだんだんなくなるんじゃないかな。それはなくても、このままだと賃金は絶対に低くなるだろうな」と感じました。だって例えば、あなたがアメリカ人で何かのシステムを作りたいとします。そのとき、英語が話せてプログラミングも書けるフィリピン人にお願いするか、英語が話せないハイコストな日本にお願いするのか。一瞬で答えは出てしまうと思います。

みなさんもご存知の通り、少子高齢化が進む今の日本では、世界から労働者を雇用しないといけなくなることは間違いないと思います。日本が今よりさらにグローバル化して、人材の流動性が高くなった場合、僕たち日本人には世界の猛者たちとの戦いが待っているのではないでしょうか。(もちろんこれにAIとの戦いも加わる)

僕が体感した範囲で言えば、フィリピンの大学生は日本人の大学生と比べて、一枚も二枚もうわてです。僕が今働いている会社の同い年くらいの人たちの中には、シンガポールで世界の大学に向けてプレゼンテーションした人や、中国で同じくプレゼンテーションした人、大学を首席&飛び級で卒業して、いくつものプログラミング言語を扱える人、大学在学中に企業に向けた提案を何回も通してきた人などがいます。ここにどう向き合っていくのか、大学生活をどう過ごすのか(そもそも大学にいかない)、などはこれから考えていかないといけないトピックになると思います。

就職活動は国籍ではなく、能力で勝負しなくてはいけない時代

今僕がちょうど大学生なので、就職活動のことについても少し触れたいと思います。おそらく、今までの就活は日本人は日本人との競争の上で合否が決まっていたかと思います。しかし、これからはグローバル人材である「高度人材」と戦っていかなくてはいけません。「採用活動を行った結果、最も優秀な人材がたまたま外国人だった」といったことが普通に起こりうる世の中になるのです。

また、すでに一部の職種では、フィリピン人などの外国人労働者が、日本人労働者よりも高い給料をもらっている例もあります。 つまり、国籍ではなく能力・スキル・実力で勝負する時代が近づきつつあるのです。そうした時に外国人のレベル感を知っておいたほうがいいことは明瞭ですが、日本の大学で4年間過ごしただけだとなかなか、ここでいう高度人材がどれほど優秀なのかを知ることは難しいです。

しかし、留学をすることで、そういった人たちに触れて刺激をもらい、そこからの生活を充実させることができます。ぜひ、できれば早いうち(大学1年生、または高校卒業後)に留学してみることをおすすめします。

低スキル高賃金の日本人と高スキル低収入のフィリピン人

とは今、現在一般的にみて日本人はフィリピン人よりお金をもらっていることは確かです。僕の通っていた語学学校の先生で月収たったの2万円。しかもめちゃ働いて2万円です。フィリピンに来てから何度も、この不公平さになんとも言えない気持ちになりました。本当に今もらっている金額分の働きはできているか、僕だけでなく、誰もが自問自答をする必要性があると思います。(日本だと例えアルバイトだとしても月10万円)

フィリピンには今あなたが今している仕事を代わりにしたい人がたくさんいることを忘れてはいけません。もしあなたが「この仕事やめたいなあ」と小声で言ってしまったら「優秀なフィリピン人を君より安く雇えるから明日から来なくても良いよ」と言われてしまう日はそう遠くないように感じます。

まとめ

なんかうまくまとまりませんでしたが、こんな感じのことを最近考えています。結論、何が言いたかったかというと「発展途上国への留学にはめちゃくちゃ価値がある。できれば早い段階で参加してみるべき」ということです。

早い段階であればあるほど、そのあとの人生は長いので、投資効果は大きくなります。早めに発展途上国の人たちの優秀さに気付き、危機感をもち、それに負けじと学び続ける。こんな生活も有意義で面白いのではないかなと思います。

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では。

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