[TOPDANDY 黒城みづき 幹部補佐]

黒城みづき 幹部補佐

2009年から9年間、広島の流川町でホストをやっていた黒城みづき幹部補佐。上京したのは27歳の時、TOPDANDYへの憧れでした。

高校辞めてトンカツ屋で3年働いてました。18歳の時トンカツ屋が潰れて、職にあぶれて。その頃は周囲の友達も就職や結婚で落ち着き、だんだん遊んでくれなくなって夜1人でいるのが寂しくなったんです。

広島時代の黒城みづき幹部補佐

当時は好きだったV盤の影響で派手髪でしたし、夜の時間が好きでしたから、Barで働こうと思って面接に行ったらホストだった感じで。あるあるですけど見事に騙されました。でもまぁいいかと思って始めました。

始める前はホストへの偏見もあったんですけど、それが自分の知見不足であることにすぐ気づけました。２ヶ月目でNo2にもなれて、それまでの人生で得たことのない充実感がありました。

広島でのホスト時代の写真

地元では誰からもホストを教えてもらった事がなくて、とてもやりにくかったけど、これがホストだと思ってました。たまたま良いお客さんに出会った事がきっかけで、他店や都市部のホストクラブの話聞いて興味が出て。

もうこれは自分のお金で他のホストクラブを見てみようと思い、５大都市は勿論、九州、東北、北陸や四国。日本中のホストクラブに同業飲みとして行きました。飛び込みで行った店もいっぱいあります。当時メインだったフリーペーパーを持ち帰って、広告も研究しました。その時広島のお店を良くしたいっていう気持ちが強くて、エクセルやイラレ、フォトショも自分で勉強して、とにかく何に関しても教えてもらうってことがなかったです。

プレイヤーとしてやり切りたい思いがあり、その場所はTOPDANDYだと23歳の頃には考えていました。が、広島のお店を中途半端で終わらせる訳にいかず、そこですべてやり切ったときには27歳になっていました。それでもプレイヤーを極めるならTOPDANDYでまた一からやりたいと思い上京しました。

TOPDANDYに来てからホスト力が更に上がりました。
この店は「良い見本」が多いんです。
言葉で伝えてもらえなくても見てるだけで勉強になる。

100の言葉より1つの姿勢。

人に対しての経験値は多いと思います。長年ホストを続けてきたということもありますが、細かいところに目がいってしまう。今の道の譲り方スマートだったなとか、今のは笑いまでの前フリがすごいなとか。男性客ともバランス良く話ができますし、観察したり人に合わせるのは嫌いじゃない分、オンオフの切り替えを大事にしています。

その人が望んでいるものをいかに提供できるか。
これはサービス業の原点です。楽しめればいいなどのクラブや合コンの類いではないので、自分の姫だけではなくヘルプにつかせていただく時でも、相手の表情の変化をつぶさに見て、望んでいるものにいかに早く気づいてあげられるかがホストなんです。

特別な才能は後からでいいと思っています。
ただ、行儀と継続力がある人が強い。

役職を上がるために店に立っているわけではない。やって来たことを認められた結果が立場になるから。年間ナンバーに入る事が今年の目標です。

TOPDANDYに来て丸２年経ちました。代替わりを重ねていく中で今は自分が人を繋ぐ番。同年代のホストの中で多分１番失敗してきたから、これから出会う人にはそれを共有していきたいし、メリットになってあげたい。

将来の目標は、自分で正規雇用を生み出せる会社を創りたい。出会えた人が離れていくのはまぁ寂しいもんなんで。自分は100人を抱えられるような大社長にはならないかもしれないが、目の前の数人をちゃんと社会的に守れるような受け皿を作りたいです。

広島時代から人の入れ替わりに疲れていて、出会ってきた数より別れた人の方が多いくらいに感じてます。人が離れていくのには理由がある。当時私はより未熟だったので、店を3回は潰しかけました。その度失敗から沢山学んできたし、これからも全て取り入れます。

人が集まる場所を作りたいです。
コミュ障の自分だから人が集まれる空間を創れる。

強いTOPDANDYが恒久的に続くものとは思わない。それぞれの代で、先輩方が作り残してきたものがTOPDANDY。今年25年目のTOPDANDYを作るのは、現メンバーの自分たち。

強いTOPDANDYの支えでありたい。
自分はこの店でそういう存在でありたい。

TOPDANDYの幹部補佐はイケイケだ。

黒城みづき 幹部補佐
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