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おじいちゃん、おばあちゃんへ

ご訪問いただきありがとうございます。

私には一人息子がいるのですが、
息子はおじいちゃんおばあちゃんが大好き、
休日になると、歩いて30分以上かけて
「おじいちゃんの家に行く」
と言います。
腰痛(脊柱管狭窄症)持ちの私は、徒歩30分に
落胆を感じるところです。


息子は、
おじいちゃんが畑で育てたじゃが芋で、
おじいちゃんが揚げてくれたポテトチップスが大好き。

おじいちゃんが育てたじゃが芋・人参・玉葱で、おばあちゃんが作ってくれたカレーが大好き。たくさんおかわりします。


息子にいろんなことを教えてくれたのは
おじいちゃんです。
ボール蹴り(サッカーとは呼べないレベル)、
手持ち花火、スイカ割りなどの遊び体験、
BBQの準備の仕方、鳥小屋作りの工具の使い方、観光地巡り、
スケートの靴紐結びや滑りかた(母骨折中)、
まだまだたくさんあります。
これらのことを全て体験させて教えてくれたのはおじいちゃんでした。


息子のゲームの相手はおばあちゃんです。
母親の私では弱過ぎて相手にならず、
毎回ご指名はおばあちゃん。

マリオパーティーもマリオカートもよく遊んでいます。
大乱闘スマッシュブラザーズをしていて、
息子はカービィのキャラクターを選んでいて、おばあちゃんには、同じおばあちゃんであるしずえさん(あつまれ動物の森のキャラクター)を強制的に選んでいます。
(息子はしずえさんをおばあちゃんだと勘違いしています。
本当はおばあちゃんではありません。
むしろ可愛い女性の犬です。
しずえさんのファンの方々ごめんなさい。)

そんなおばあちゃんの誕生日が3月にきます。
誕生日プレゼントは、
花でもケーキでもなく、
しずえさん!(おばあちゃんにおばあちゃんをプレゼントする作戦らしい)

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おばあちゃんは、
息子にとってゲームの対戦相手であるしずえさんであり、
いつまでもしずえさんでいてほしくて、
しずえさんを贈ることにしました。

成長する過程でいつか息子も
親離れするだろうし反抗期がくるだろうし、
息子がおばあちゃんとゲームをするのは
あと数ヶ月かもしれません。
その少しの間、
母にはしずえさんでいてもらいたい、
母親の私からもそう願います。


私も息子の母になり、
ようやく母親の苦労がわかりました。
私も、
両親にはさんざん苦労をかけただろうし、
それでも大事に育ててもらいました。
両親の有り難さを感じます。

私の子育ての相談相手は母です。
子育てを頼るのも両親です。

数年前までは、
両家の親を頼らず
自立しようと思っていました。
2020年、私はくも膜下出血で倒れ長期間入院、そして癌も発覚、現在も入退院を繰り返すこともあり、
息子が精神的に頼れる人間関係を作っておくのも、そんな環境を整えておくのも、親の務めなのではないかと考えが変わりました。

現在息子は、
おじいちゃんおばあちゃんに遠慮なくわがままを言い、不機嫌になったりすぐ怒ったり、
完全に、
外面ではなく内面対応です。
でも私は、そのわがまま態度に少し安心しています。
息子には、
私に何かあった場合や私が子育てが難しくなった時に、
母親同様甘えられる相手がいるからです。
両親には、一人っ子の息子の、
甘えられる存在になってくれたことに感謝しています。

いつかの息子の発言より、
息子「ママのことは好き、だけど少し嫌い」
        「ママは怒ると怖い」
        「おばあちゃんは大好き」

息子の心の拠り所が在ってよかったです。
あらためて両親には感謝しています。


おじいちゃん、おばあちゃんへ                          私にとっての、父と母へ            

いつもありがとう。                                              病気治療で故郷に帰ってきてからはいつも頼りっぱなしです。

今はたくさん甘えて病気治療に専念することにしました。

治療を諦めず投げ出さず必ず元気になり、   両親よりも1日でも長く生きて、両親を看取りたいと思います。

私の両親でいてくれてありがとう。               息子の大好きなおじいちゃん、おばあちゃんでいてくれてありがとう。

直接言えればよいのですが、今は恥ずかしくてまだ言えません。この先、ある日突然話すことが出来なくなった時のために、ここに綴っておきます。


読んでいただき、ありがとうございました。

#おじいちゃんおばあちゃんへ


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