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僕のプログラミング独学

こんにちは。最近朝起きられないデジタルノマドの細音希です。

よく、プログラミングを始めたいけど何から始めれば良いかわからないなんて言ってる人いますよね。

また、プロとアマの差を気にしてる人とか、IT企業に就職するとか仕事を取るためにどれくらいの技術レベルになればいいかとか、気にしてる人をよく見る気がします。

そんな人たちに言いたい。

プログラミング技術なんか後からついてくるから、まずは就職するなり仕事を取るなりしろ。

企業やお客さんが求めるのは、ソフトウェアを作ってくれることであって、高い技術を使ってもらうことではないのだから。


今回は、僕がこんな思考になるに至った道のりを書いていこうと思います。

プログラミングを始めたきっかけ

僕がプログラミングに興味を持ち始めたのは、実際にプログラミングを始めてからでした。

最初は、よくある中二病の"スーパーハッカーになりたい!"なところから始まりました。

中3の頃、僕は学校の近くの塾に通っていて、高校受験のために英語や数学の勉強をしていたのですが、そのころ興味があったのは、建築大工さんの仕事でした。

他にも、機械電気化学など、ものづくりや研究などが生まれつき大好きでした。

それがなぜだか、テレビなんかの影響でハッカーなんてものに憧れを抱いて、塾で僕の担当をしてくれていた先生(アルバイトの大学生)に、ハッカーになるためにはどうすればいい?なんて聞いていました。

するとある日、先生が50ページくらいのA4紙の束を持ってきて、「最低限これくらいマスターできないといけないんじゃないかな」なんて言って、大学で使っていたHTMLの教材をコピーしたものを渡してくれました。

HTMLが何なのかもよくわかっていませんでしたが、とにかくその時は、これで少しハッカーに近づける!なんて思って、家に帰ってから速攻でHTMLを勉強しました。

PCとWebブラウザと、Windowsに付属しているメモ帳アプリがあればすぐに始められるような簡単な内容だったので、すごくスイスイと勉強が進んで、基本的なHTMLと簡単なCSSはすぐに覚えられました。

これがホームページやWebサイトに使われている言語だということは理解できましたが、これをどうやってインターネットに公開するのか、サーバーやインターネットの知識がなかったので全くわからず、その後しばらくはHTMLを触ることはほとんどありませんでした。

しばらくして高校に入学し、1年生の頃、情報技術基礎という教科があり、ITの勉強をさせられていました。

僕が入ったのは工業高校建設工学科で、情報技術ってなんだ?何の勉強をさせられているんだ?という感じで、クラスのほとんどが自分が何を勉強しているのかよくわかってない状況でした。

そしてその授業で、C言語に出会いました。

HTMLやCSSを少し触っていた僕は、C言語もすんなり受け入れることができました。

ようやくそこで、「プログラミング言語」という言葉を知りました。

HTMLはただ書いて表示するだけの言語(マークアップ言語またはページ記述言語と言う)で、クリックしたら何かが動く・変化するなどがなく退屈でしたが、

C言語を使ってみると、入力→処理→出力といったことを思いのままにPCにさせることができて、ここでプログラミングの楽しさに目覚めました。

そして独学が始まる

この頃から、自分でインターネットで調べて勉強するということをはじめました。

C言語は難しいのでわりとすぐやめましたが、その次に始めたのが、JavaとJavaScriptです。

JavaScriptは、今までつまらなかったHTMLのページに動きをつけることができて、最高に楽しかったです。

Javaでは、Swingを使ってGUIアプリケーションを作ったりしました。

わからないことは大抵ググれば出てくる。

こうやって僕はプログラミングを覚えていきました。

SIerに就職したのが転機だった。

高校を卒業し、土建会社に入り、退職し、その次に選んだのが地元のIT企業、俗に言うSIerというやつです。

ここで、お金を貰ってプログラムを作り、納品して使ってもらってお礼を言われるという経験をしました。

これにより僕は、お客さんに喜んでもらうためにもっとプログラミングを上達したいいろんな技術を習得して安くて良いものを提供できるようになりたいと思うようになりました。

そして、その頃から僕はいろんな方面に手を出すようになり、苦手だったWeb関係、サーバーやバックエンドの言語のことも勉強し、IT関連のニュースも見るようになり、自分の先に広がるたくさんの道を見ることができました。

そして現在

ノマドワーカーとして個人でお客さんから仕事を受けてプログラムを作っていますが、最近は、わからない技術や言語を必要とする依頼でも、受注するようになりました

まったくわからない状態で受注し、受注後に勉強を始める。

勉強しながら依頼されたものを作成します。

これって、これまでに比べてめちゃくちゃ効率が良いんです。

なぜかと言うと、ただプログラミングができるようになりたいという思いで勉強しても、その技術をだれがどこで必要としているのかわからないし、実際に自分にそんな依頼がくるかどうかもわからないから、広い範囲で勉強しないといけないし、無駄に時間がかかります。

それに比べて、受注してから勉強ならば、需要がピンポイントにわかっていて、それだけを勉強すれば良いので、最短で必要な技術や知識を習得できます

要するに、仕事が取れるかどうかと自分の技術力は関係ないんです。

どんなに技術があったって、ちゃんと営業して宣伝しなければ1円も稼げないし、逆にド素人だってちゃんと営業・宣伝すれば仕事は取れる。

だから根本的に、どれくらいのプログラミングスキルがあれば仕事を取れるのかなんて質問はおかしいのです。



はい、というわけで次回は、僕が今までやってきたお仕事の例を紹介していこうとおもいまー。

こんなふうにしたらこんな結果だったよーという内容を書いていくので、プログラミングのお仕事に興味がある人は是非目を通してみると面白いかもです。

面白い記事を書ける自信はありませんが。

ではではノシ


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