最近の父

退所してから、
約5ヵ月が経過した。

父のルーティンは、
月曜日・水曜日・金曜日は
デイサービスに通所。

デイサービスでは、
お風呂と足のリハビリを利用している。

お風呂は本当に助かっている。
父が倒れる前までは、
家のお風呂で、母がお風呂介助していた。

現在は、車椅子生活になっているが、
トイレはポータブルを使用しているので、
移乗する際は、父に立ってもらい、
母が介助する。

リハビリする前は、すぐに膝が痛くなり、
立つのもやっとっというくらいで、
大変な時もあった。
リハビリしてもらっているおかげで、
その場で立っている時間が長くなり、
痛みも言わなくなったので、
ズボンの上げ下ろしの介助が
だいぶ楽になって助かっている。

目を離したら、
1人でポータブルトイレではない
普通のトイレまで歩いて
用を出していたこともある。
しかし、どうやって1人で行ったのかは、
本人は分からない。事情を聞いても。

リハビリのおかげで
助かっている部分もあるが、
その裏では1人で歩き出すという
危険要素と紙一重である。
けれども、リハビリは継続あるのみ。

それぐらいまで回復というか、
父のリハビリの頑張りの表れである。

しかしながら、トイレの失敗は多々あり、
母が介助と洗濯物で疲弊しているのは
なかなか改善されていない。

それでも、父と母の日常は
それなりに楽しくもあり、
怒りもあり、苦しみもあり、
嬉しくある日々を送っているようだ。

私も月曜日のデイサービスの
送迎の手伝いをしている。
その中で、少しはトイレ失敗したら
どないしようかとか不安あったりするが、
父とのコミュニケーションは楽しい。

認知症の父との会話は
ちぐはぐな時もあるが、
時には大爆笑になって、
めちゃくちゃ笑う。

週1回の朝昼合わせて、
約5時間くらいしか
関わっていないけれど、
貴重な時間だと感じている。

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