圧迫面接受けてみた
応募していた企業の最終面接だったため、仕事を終えて面接をしてきたのですが、なんか圧迫された…。
普通に質疑応答をしていたら、突然「他で受からないからしょうがなく応募したってこと?」というような質問が投げかけられ、おっ?なんだ?と思ったところがはじまり。
選考をくぐり抜け、自分の時間を割いて面接を受けているのに、興味もない会社にしぶしぶ転職するはずないやろ…と思いつつ、そこからは嫌な切り口の質問が続く。面接官いわく、わざといやな質問を投げかけて本音を聞き出したいのだという。
私自身クレーム対応歴が社会人生活のほぼ半分を占めており、数多の理不尽な要求をいなしてきた人間のため、ちょっとやそっとの理不尽に凹んだり立ち止まったりはしない。スーパーパワハラ会社出身でクセ強おじ撃破特攻持ちである。
理不尽レベルの詰めに慣れているため、「これを答えたら、ここを突っ込まれるだろうな」という部分もあらかじめ潰してから挑むようにしていたので「何を投げても的確に返してくるからわからない」と言われてしまった。わからないこともないやろ。コミュニケーション出来なすぎや。
当然、詰めに詰められてしまえばスマートに答えられない部分もあったが、的外れではなかったらしい。
そんなこんなで、面接は予定時間を少し超えて終了。疲れた!
普通は詰められたら相手の質問の意味が理解できなくなって、わけわからんこと言ったりするからね。
理不尽な相手への攻略方法は、とにかく相手のペースに流されず落ち着いて話を聞くことと、しっかり自分の頭で考えて、自分の言葉をひねり出すことである。その場しのぎの浅い発言は、新たなエサになるからだ。
決して気分の良い面接ではなかったけれど、自分のコミュニケーション能力が非常に高いということを知ることができて、自信がついた。
私は相手に圧をかけることは相手の本音を探るテクニックにならないと思う。平成の時代はそれでよかっただろう。しかし、今は令和だ。本音が聞きたいなら素直に聞きたいことを質問すればいい。
それができないのは、シンプルに面接官のコミュニケーション能力が不足しているってことだよね。
選んでいるのだろうが、会社もまた選ばれる立場なのである。
早急に価値観のアップデートをしたほうがよいと思った。
おもしろ経験だったな。引き続き、転職活動頑張ろうと思いまーす!
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