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【飛び抜けて高い蟹座満月】天を仰ぐ美しき満月…そして18年に一度となるアウトオブバウンズの最高値を出す赤緯28度の満月の意味とは?とてつもない逸材が生まれる可能性…?


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【初開催で無事、終了!】インド占星術初学者向け講座「モダン西洋占星術とインド占星術の違い」講座の様子と懇親会での不思議な話↓



先日の記事

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【古典占星術界の超ビッグゲスト河内邦利先生がスペースご登壇!〜With西澤あさひさんとイブの夜に送る古典占星術の叡智〜】古典占星術界のレジェンド:Kuni.Kawachi先生の語る占星術との出会い…最新刊「古典占星術」と、アスペクト理解=リセプション理解とは↓



今回は蟹座満月の特集です。

最も月が高く昇るのがこの季節ですね。
北半球ではTropic of cancer=北回帰線に来る惑星は月に限らず最も高度が高くなります。

月は衛星で太陽は恒星ですが占星術では基本的に全て惑星と考えます。


現在、太陽はTropic of capricorn=南回帰線(つまり山羊座)にあるため
その反対に来る満月は高く昇るということです。


ただ太陽が出てる間は他の惑星は見えないので、
惑星が目に見えて高く昇るのは冬のみということになります。

(チンプンカンプンだったらごめんなさい)


早速、今回の満月の写真です。

◎12月26日の写真


まだ地平線から昇り始めたばかりです。
既にとてつもなく明るいのが分かると思います。


こちらは左側は満月、そして右上には木星があるのが分かるでしょうか。
当然のこと月に比べたら明るさは全く違いますが、それでも他の星に比べたら目立っています。
実際のところ、木星は太陽と月を抜かした星の中では2番目に明るいです。


こちらは暗視モードのカメラ。
肉眼でも左側はぎょしゃ座のカペラ、右側にはおうし座のアルデバランが見えます。
アルデバランは赤くて本当に美しいです。



そしてこちらが同日、南中した時の満月です。


残念ながら曇り。でも明る過ぎるので肉眼だとハッキリ見えます。
そして実はこの月のすぐ下に小惑星ベスタがあります。


こちらにベスタの位置が書かれています。
この時はまだ地平線から昇ったばかりだったのでベスタは視覚的には横並びでしたが、
南中する頃には弧を描くように昇るので月の下に位置しています。


ちなみに小惑星ベスタは小惑星の中では最も明るいとされていますが、それでも肉眼ではほぼ見えないです。
よほど澄んだ地域(北海道等)なら見えるかもしれません。


そして翌日の満月

◎12月27日の写真



地平線から昇って間もなくの月。
雲も無く綺麗な夜空だと明るさがより一層、増しますね。


月は星座的にはふたご座のカストルのお腹の上あたりです。 
これがトロピカル式とサイデリアル式の違いでもあります。
サインと実際の星座の位置は異なります。
ただ、厳密にはサイデリアル式もサインの概念により黄道帯を区切っています。


南中する月。上の写真よりもさらに光が拡散してるのが分かると思います。


◎12月28日の写真


あまりに明るくて、もはやふたご座の光が見えにくかったです。
(本当に澄んでる空なら全て綺麗なのでしょうが)


ふたご座とオリオン座はいつも同じように見えるのですが、
月の明るさでポルックスなんか肉眼ではかなり見えにくかったです。


さて、そして今回のタイトルにもあったアウトオブバウンズに関して。


こちらは赤緯占星術による概念ですが、
すごく端的に言うと占星術において二次元的な世界を三次元な世界で読む技法…という感じです。

天の赤道を中心に見て、高さという概念を惑星に与えたものですね。


ご存知ない方はこちらご覧になってみてください。

【アウトオブバウンズ(OOB)の基本と惑星への影響】OOB=天王星のような性質?規格外の才能か、異質な人生か【&赤緯チャートの出し方も】↓


で、このアウトオブバウンズには各惑星に限界値があるのですが、
今年の満月では月がそのアウトオブバウンズの限界値に近付きました。

つまりとことん、高い位置なのです。

(※厳密には高度をアウトオブバウンズという括りに収める必要は無いのですが、具体的に高度を占断に取り入れてるのは今のところアウトオブバウンズくらいだと思います)
 

このようなツイートもしました。
ただ一部表記として正しくないので下で訂正しています。↓




こちら正しくは

「公転軸に対しての地軸の傾きが23.4度」
「黄道に対して天の赤道の傾きが23.4度」

となります。


図で見ないとかなり分かりにくいので、ぜひこちらご参照ください。↓



で、至点というのはこの天の赤道と黄道の傾きがMAXになる訳です。

それぞれ
夏至点が北回帰線=Tropic of cancer
冬至点が南回帰線=Tropic of capricorn


そして太陽が冬至を迎えると南回帰線で太陽の高度が最も低くなるので、
その逆の満月は北回帰線に位置し、最も高度が高くなります。

(ごめんなさい、上記リンクから図で見てもらうと分かりやすいです)


そして今回の場合は月の交点(ノード軸)がちょうど春分-秋分のサイン軸に位置しています。

ノードは黄道と白道の交点なので、ここが太陽と月が通過した際に交わる点なので日食や月食が起こります。


つまり逆に言うとこのノードから離れた方が黄道と白道の傾きは大きくなるので、
今回の満月はおよそ18年に一度の最も傾きが大きくなる満月となります。

黄道と天の赤道の傾き23.4度+黄道と白道の傾き5度でおよそ28度です。


そしてこちらが今回の満月です。

画像は全てこちらからお借りしてます↓



ノードは牡羊座と天秤座の軸にあります。

ご覧の通り、月の赤緯は「28度」となります。

アウトオブバウンズにおけるMAXの数値です。


例えば過去何回か分の冬の満月の数値も参考に見てみましょう。↓


ノードは牡牛座の軸にあります。

月の赤緯は「27度」です。


次にこちら↓

ノードは双子座の初期の位置にあります。

月の赤緯は「25度」です。

ちなみにこちらのサイトはなぜか100進法です。
とりあえず度数に大きな間違いは無いので大丈夫です。

そしてこちらになってくると…


日食スレスレになってくるので「24度」となります。

なので28度までなるのはおよそ18年に一度となります。


逆に最も低くなるのがこの位置になった時です。↓


月の赤緯は「18度」です。

こちらは黄道に対して白道の傾きが下降に向かうため、23.4度−5度=18度という訳です。

ちなみにこれは太陽が夏至点に来る時も
月はそれぞれ今年は+−28度ですし、2015年の年は+−18度になります。

なのでノードの上昇点と下降点の位置関係が重要になります。




で、今回のアウトオブバウンズ28度となった月に対しての解釈ですが、
よく分からないです(笑)


赤緯占星術は予測にも適用できるそうで、
それについては以前アマンジョーシさんがご説明してくださいました。↓

【占星術書籍を語る〜2024年、古典占星術で限界突破するための書籍〜】90年代から古典占星術を学ばれてきたアマンさんオススメの占星術書籍を大公開…!ホラリーから赤緯占星術まで【さらに「西洋占星術の紀元」著者のあの方がまさかのご登壇】



ただ一般的な解釈ではモダン西洋占星術的なアプローチが多い印象があり、
だとすると自由解釈が中心となりそうです。


インド的に見た場合も赤緯を重視することはないですしね。
古典に関してはプライマリーディレクションが赤経を中心に計算するのですが、赤緯は関連してない(はず)です。

ただ、その代わりインドや古典ではその他の技法が結局、赤緯で導き出せる答えと同等の事柄が出るように開発されてるはずです。

インドだとそれが根拠のよく分からないヨーガやムリチュバーギャというものに隠されてるのだと思います。



なので今回のアウトオブバウンズの満月に相当する何かしらの特殊な性質が、
今回生まれた人達のチャートに示されてるはずです。

もしかしたら井上尚弥やメイウェザーみたいなとてつもない逸材となるのかもしれません。
格闘技しか知らないので例えがアレなんですけど(笑)



アウトオブバウンズに関してはモダン的な解釈になるかもしれませんが、
それで需要あるなら海外記事でも調べて自分なりのデータをまとめてみようと思います。




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