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【人間以外の存在の運命は読み取れるのか?】例えば動物や、生き物以外の船や建物でも?魂はどこに宿るのか…?マンデンやイレクショナルからの考察…そしてペットが亡くなった日の「死の表示」の考察


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昨日の記事は【ナヴァムシャの全ハウスと7室に在室する惑星の意味】でした。

こちらはインド占星術で最も重要と言われるナヴァムシャについて、
全ハウスと7室に在室する惑星の意味について書いています。

なかなか参考になると思うのでぜひご覧になってみてください。

【ナヴァムシャの全ハウスと7室に在室する惑星の意味】結婚や潜在意識、カルマを表すと言われるインド占星術特有のナヴァムシャチャートのその意味とは?それを読むために変える必要のある視点の違い↓


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何か今回の記事ようにご質問したい方は以下の質問箱からどうぞ。

西洋占星術、インド占星術、
または心理学や簡単な人生相談等々。

丁寧にご質問いただければ丁寧にお返しします↓



それでは今回のご質問はこちら↓

◎質問内容↓


こんばんは。
大変興味深い素晴らしいご質問をありがとうございます。

なかなかこうしたテーマは普段、考えたり語る機会が少ないので非常に有り難いです。


まずいきなり結論から言うと、

動物にしろ建物にしろ有機物も無機物も基本的には
ネイタルチャート(出生図)を持つはずです。


それがいわゆるマンデン(マンデーン)占星術イレクショナル占星術でも読み取る内容だからです。


マンデン占星術は"世俗的"または"日常の"という意味ですが、
読み取る範囲としては個人ではなく社会全体の運勢を読み取ります。


この場合には国家も含まれているのですが、
ではその国家の運勢をどう占うかというと、その時に建国日のネイタルチャートを使います。


国は人間や動物が暮らしてるという意味では生き物として扱う面もあるとは思いますが、
国という運勢を包括する範囲というのはその国の国境までのはずです。

そうなると、土地や場合によっては海までを含めた範囲の出生図をその場所が内包してると言えます。


であるならば、それは当然のこと人外の領域になるはずです。


また、それこそインドは独立の日を最後まで英国と協議していた経緯があります。↓

インド・パキスタン分離独立(インド・パキスタンぶんりどくりつ、英語: Partition of India、ヒンディー語: भारत का विभाजन Bhārat kā Vibhājan または हिंदुस्तान का बटवारा Hindustān kā Batwārā、ヒンドゥスターニー語: ہندوستان کی تقسیم Hindustān ki Taqseem、ウルドゥー語: تقسيم ہند Taqseem-e-Hind)は、1947年8月14日および15日イギリス領インド帝国が解体し、インド連邦パキスタンの二国に分かれて独立したことを指す。日本語では印パ分離(いんぱぶんり)、印パ分断(いんぱぶんだん)などとも略称される。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%88%86%E9%9B%A2%E7%8B%AC%E7%AB%8B



インドとパキスタンは英国によってこの独立記念日を指定されていました。

しかしインド政府は実はこの日付の変更を英国側に申し出ており、
その理由はインド占星術(イレクショナル占星術)的に良くなかったからです。


イレクショナル占星術は「日取り選び」「選挙」といった意味があり、
古くから使われてきた歴史のある古典占星術の技法です。

イレクショナル占星術については福本基先生が詳しく解説されています。↓


ちなみに今週の1月12日(金曜日)21:00
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そしてインド政府の出した要望ですが、英国側には受け入れられませんでした。

ただ!

日付は変えられなかったのですが、
時間を変更することはできました。


インドとパキスタンの現在の情勢の違いはこの
時間を変更したからだとインド政府は言っているようです。


このように、国の誕生というレベルにおいても
ネイタルチャートというのは確かに機能しており、

そしてインド政府がそこまでこだわって時間を変更したということは
人間と同じようにその先に示されてる運勢(運命)を読み取っていたからと言えます。


このように、大規模な例としては国家規模になる訳ですが、
もちろんイレクショナル占星術は起業や会社の設立といった、その建物に対しての日取りを選ぶこともあります。


ただここで難しいのは、
ネイタルチャートという星のエネルギーが宿る対象が果たして建物に宿っているのか、
建てると決めた人間側の意識に宿っているのか
は微妙なポイントです。

先ほども書いたように国なら国境が文字通り境界線となる訳ですが、
こちらも運命を読み取る範囲は国境までになるでしょうが、
国境を定義してるのは人間(の意識)です。


大地が急に切り裂かれていたり、島国ならまだ分かりますが
大陸は完全に人間側の勝手な定義によって作られています。


また、例えば島国の日本でさえも明治以前は「州」として分かれており、
今も東北や沖縄の言語が独特であるように当時は地方に行けば言葉が通じないことも多々ありました。

「日本」という1つの国家となったのは明治以降であり、
それは戦争への団結力を作るために1つの国としてまとめたと言われています。


また、例えば現在の他の島国でもカリマンタンとボルネオのように分かれている国もあります。



そう考えると、運勢を読み取る範囲は国境までという物理的には大地の境界線を捉えている訳ですが、
そもそもの定義は人間の意識上の話なので、結局のところはネイタルチャートは人間の意識の中に宿っているのかもしれません。

考えてみれば、例えば惑星の逆行現象というのも
惑星自体が逆行してる訳ではなく地球にいる人間視点のみで発生してる現象ですし、

もっと言えば占星術自体が特定の緯度の北半球という条件下で成立してるルールがほとんどなので
そもそもが特定の領域の人間に限定された占術です。


であるならば、それを用いる人間の中に存在する要因がかなり多いと言えます。

なのでこの辺は占星術家にとって避けようのない議題でありながら、
あまり考えたくない議題でもあるかもしれません😅


それも踏まえて今度は動物に限定して、とあるエピソードがあります。

これは僕の以前、飼ってたセキセイインコちゃん(ぱるちゃん)の話です。


膝にちょこんと乗る、ぱるちゃん



ぱるちゃんは出生日と時刻は不明なのですが、
この子が亡くなった時のエピソードです。


僕は今まで犬猫以外の哺乳類、爬虫類、両生類、魚、昆虫と
個体数のみで言えば1万匹以上の生き物を飼ってきました。
(犬猫大好きなのですが、家が禁止だったのです)

ですが飼ったことがある方なら分かると思いますが、
基本的に人間が飼える生き物の中で犬猫以外の生き物に懐くという概念はありません。


爬虫類や魚や昆虫がナデナデをねだったり、
コミュニケーションを望むことは基本的にはありません。
知性の高い犬猫、霊長類やゾウやイルカやシャチとかそういうレベル以上の話になります。


ですがその中でも鳥類はかなり高度な知性を持っていて、
特にインコはサイズ感の割には犬猫と同等かそれ以上の知性があります。
ヨウムというインコならもはや人間と明確な意思疎通の会話が可能です。


セキセイインコも質量はハムスター程度ですが、
知性は犬猫に近いものがあり、飼い主とコミュニケーションや感情的なやり取りができます。

なので、セキセイインコのぱるちゃんは僕にとっては初めての懐く生き物だったのです。


ここからが本題ですが、

僕は蟹座が強いからかぱるちゃんをベタベタに可愛いがっていて、完全に恋人状態だったのですが
当然のことそこまで長生きしないのである日亡くなってしまいました。


そして当時は僕は占星術は知らなかったのですが、
改めてその日のダシャーとトランジットを見てみると
何とダシャーでは僕にとってのマラカハウス(死)に関連した時期で、
トランジットでは僕のN金星にTノードが0度でコンジャンクションしていたのです!


つまり、ぱるちゃんは完全に僕のネイタルの運命に同調していたということです。


このような運命の交差はインド占星術では度々起こると言われています。

つまり一方に結婚の時期が出ていれば当然、他方にも結婚の時期が出ているし、
それは離婚でも出産でも引っ越しでも同様です。


こうした運命の交差がインド占星術では見て取れるので
僕は運命論=カルマを肯定せざるを得なくなったのですが、

つまりは僕の死に関連した時期にぱるちゃんが亡くなったということは
ぱるちゃん自身にも死の表示があったはずです。


何か同調しうる要因を持っていなければ、
これほどタイムリーに他方(僕)のチャートに表れないはずだからです。

同調しうる要因があったからこそ、僕の命?に刻まれてるネイタルチャートの動きと
トランジットという星の動きと連動したはずです。


ちなみに他にもペットの死とその人の時期の関連を見てもらったことがありますが、
やはり連動している様子が見受けられました。


ですので僕自身も今度そうしたペットを飼ったら出生日を記録するか、
もしくは出会った日にネイタルチャートを作成しても良いかもしれません。

それでもイレクショナル(またはホラリー)と同じ理屈で見れるはずですから、
何かしらの運命の交差は観察できるはずです。


今回は少々難しいと言いますか、どこか哲学的な要素もある話だったかもしれませんが
自分自身も様々な考察ができて良い脳トレが出来て良かったです。

質問してくださった方、ありがとうございます。


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