潜在意識の使い方-からだ編-
今日はからだ編。
顕在意識と潜在意識おさらい
わたしたちの意識は顕在意識と潜在意識に分かれます。
頭でわかるのが顕在意識。
思い出せる記憶、選択、理性、判断、願望、意思決定など
意識しづらいのが潜在意識。
無意識、感情、記憶、習慣、コンプレックス、思い込み。
その割合は10%が顕在意識で、残り90%は潜在意識です。
わたしたちの日々の行動のほとんどは「習慣」という潜在意識から派生していて、その習慣という行動が、目の前の現実をつくっていると言われています。
例えば今あなたに「人生の伴侶が欲しい」という願望があるとします。
でもなかなかできないとします。
それを潜在意識の中の「思い込み」という言葉を使うと「伴侶はできないと思い込んでいる。」となり
「記憶」という言葉を使えば「恋愛に関する嫌な記憶」が願望の邪魔をしている、ということになります。
身体を使って潜在意識を知る方法
それは「月経」です。
学校へ行きたくないときにお腹が痛くなるみたいに、身体って心よりも正直です。
占星術を始める前は、アロマセラピストの仕事をしていたので、月経にまつわる不調を抱えた女性と沢山接していました。
月経痛、月経不順、PMS(月経前症候群)など不調は様々ですが、身体と心は繋がっているので、身体の不調があるということは、心の不調があるということ。
心の不調というものを、身体が痛みとして、バランスを狂わせることで、感情の浮き沈みとして、発していると考えています。
長年月経について学んで私なりに感じていることがあります。
それは「月経前は月の欲求が顔を出す。」ということです。
PMSを使って潜在意識を知る
月経前は誰でも不調が出やすい時期です。
女性という体の仕組みから、そのようになっています。
私は「月経前は月の欲求が顔を出す。」と考えています。
占星術で扱う「月星座」はありのままの自分で、その人のプライベートな姿を表します。
私たちは日常社会の中では基本的に自分の「太陽星座」を生きています。
太陽星座はその人のオフィシャルな姿だから。
「月星座」はおうちの中とか、リラックス出来る場所で使います。
なので、PMSの不調が強く出る、ということは
あなたの中の月が「もっとリラックスしたい」と言っているのです。
PMSを使って願望を叶えるステップ
その1:現実を見る
こころ編と同じです。
月経前にどんな不調が出るのかを記録します。
私のクライアントさんの中にはこんな不調がありました。
・甘いものの過食と絶望感
・月経前になると将来への不安を強く感じる
・子供に当たってしまう
・一人の時間がもてないと無気力になる
その2:引き金を見つける
「月経前」だからという理由で片づけてもいいでしょう。
でもそれは月星座の欲求を無視してしまっていることと同じ。
だからちゃんと自分のことをみてあげます。
甘いもの過食と絶望感を感じていた方は「私はやっぱり愛されない。」と感じたときに過食をしてしまっていました。
将来への不安を感じていた方は、職場の人との関わりの中で。
子どもに当たってしまう方は、自由な子供をみることで。
無気力になる方は、答えを書かれていました。
必ず、引き金になるきっかけがあります。
それが「月経前」だから感じやすいのです。
その3:自分に合ったケア方法を実践する
引き金を見つけたら、それを否定せず受容する。
「そう感じる。」って。
「そう感じる。」ということをわざわざ変えなくていいです。
だってそう感じるのだから。
それよりも先にやって欲しいのは「そう感じる。」からこそ「どうする。」です。
ひとりひとりに自分に合った「月星座の満たし方。」があります。
それをやってあげる。それだけ。
最後に
潜在意識は占星術では「月」の領域となります。
月はあなたの中の本能的な欲求であり、あなたの土台となります。
自分に合ったケア方法を実践することは、あなたの中の「月」の領域を満たすことに繋がります。
「月」の領域を満たすことができれば、そのた10天体のエネルギーをバランスよく使えるようになるので、是非トライしてみてくださいね。
難しい方は、セッション来てください♪
月経について、詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
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