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蟹座上弦の月*直感を研ぎ澄ますために

2023年3月29日、蟹座で上弦の月を迎えます。

上弦の月から満月までの約7日間は、達成という「実り」を受け取るまでに地下深く根を伸ばし、枝葉を伸ばしていく、成長の時間。

始まりのサインである牡羊座から始まった今回の新月。
春分図のテーマでもある「マイペースで無理のない生き方を目指す」ために自分の中の新しい価値や資質が芽生えました。

今回の上弦の月でのタイミングでは、「直感を研ぎ澄ますために、古い価値観を手放す意識を持つこと」がテーマです。

太陽は牡羊座10ハウス。
社会という領域で直感を研ぎ澄ませながら目標を達成し、自分の存在を確かめようとする意志。

月は蟹座12ハウス。
潜在意識下で心を浄化したいという欲求。

これまでの古い価値観を手放しながら心を磨いていくことで、あなたの中に新しい価値観が入るスペースができていきます。

「古い価値観」

例えば私なら、この記事を書いていてパッと思いついたのは「人に好かれなければならない。」という価値観。

子どもの頃に「人に好かれる人になりなさい。」と言われて育ちましたが、私はそれを「人に嫌われることは悪いこと」だと脳内変換してしまったせいか、人に好かれるというよりも、人から嫌われないように自分を抑えていたように感じます。

そして「嫌われてはいけない。」と思えば思うほど、わざわざ私のことを好きでもない人のことろへ行ってしまうという脳の仕組み(不思議ですね)も相まって、結構しんどかったです。。。

私が「人に好かれなければならない(脳の中では、嫌われることは悪いこと)。」という価値観を手放すことができたのは、自分が一番しんどい時にそばで寄り添ってくれた人がいるという経験を身をもって体験できたからだと思います。

誰にでもあると思いますが、人は、その人が、なんというか、調子がいい時はたくさん集まってくるけれど、悪い時は、これまでのことがなかったように、さっと離れていくものです。

(売れていた芸能人がスキャンダルを起こしたら、ここぞとばかりに叩かれるとか、そんな感じ)

でもそんなときにこそ、そばにいてくれる人こそが、自分が好かれるようにいたい人です。

そんな人に会いをたっぷり注いだ方が、ずっと楽だし、幸せ。

今でも昔のしこりみたいなものは残っているし、「嫌われているかも」と感じる時はあるけれど、

そんな時は「あの人は、私のことなど気にしていない。」そして「私はあの人の為に生きているわけじゃない。」って心の中で言っています。

そうやって手放していく。

生まれたての心がツルツル何だったとしたら、大人になるにつれて、しんどいことや辛いことが重なっていくと、そのツルツルの心にトゲが生えていく。自分を守るためにです。

その心を元通りにツルツルにすることはできないかもしれませんが、ギザギザになっているトゲをフワフワくらいになるまでできたら、柔らかいんだけど無駄なものは入り込めない弾力もある、くらいまでに磨いていくみたいなイメージで、次の満月まで成長出来たらいいなと思います。

Haru


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