カブトムシよりはクワガタのほうが『カブト』っぽくないか?【気になるコトバ001】
なぜそう思ったか?
先週末の土曜日、息子と昆虫図鑑を読んでいて、「カブトムシ」と「クワガタムシ」についてのページを見ていて、ふと思った。
上記のように、『カブト』と聞くと、大きな2本の角のような装飾をイメージする。その場合、カブトムシよりは、クワガタムシのほうが「カブトムシ」なのではないか?という疑問が浮かんだ。
むしろ、クワガタと聞くと農作業で使われる「鍬」をイメージする。
その場合、農作業の鍬に似ているのはカブトムシのほうではないか?
なぜ、クワガタが「カブトムシ」ではなく、クワガタなのか?
調べてみた。
なんと、あの兜の2つの角は「鍬形(くわがた)」と呼ばれるものだということがわかった。
鍬形(読み:くわがた)
威容のために兜(かぶと)の前に打った前立物(まえだてもの)。遺物、文献などから平安時代中・後期にはすでに用いられ、将帥などの身分を示す標識であったと推測される。鍬形の名称については、クワイの葉形、火形、農具の鍬など種々の説が唱えられているが、いまだ定説はない。
【出典:小学館 日本大百科全書】
農作業の鍬(くわ)からクワガタという印象を持ってしまったのが間違いだった。また、カブトムシの名前の由来はカブトムシの頭部が武士の兜のような形をしている事からとのことだ。
結論
カブトムシも、クワガタムシも、どっちもカブト形ムシ。
まだ結論が出ていないこと(引き続き調査中なこと)
・カブトムシとクワガタムシ、どちらが先に命名されたのか?
⇒参考文献を見つけることができなかった。どこかの研究機関に質問してみたい...!!(わかったら更新します)
もしサポートいただけたら、こどものおむつ代にさせていただきます。はやくトイレトレーニングもさせなきゃなのですが...