フォーカシングの実践1
ここ3ヶ月ほど、右の股関節にほんのちょっとですが、違和感を感じでいました。
我慢すれば、日常生活には問題ないレベルだったので、放置していました。
最近寝る前などの隙間時間にフォーカシングをするようになって、ボディスキャンや、自分の体や心に対して言葉掛けをしているうちに、股関節、や右半身から何かしらメッセージを受け取るような感覚がありました。
「このまま放置しないで、もっとボクの声を聞いて!」と訴えかけられる感じ。
その子に、「こんばんは、キミはこのままでは、よくないと思ってる?それとも我慢する?」と問いかけてみました。
その子は、「眠るときに、ピリピリくるのは、よくないよ。我慢はしたくないよ」と言ってきました。
病院まで行くのは、大袈裟かなとも思っていましたが、ちょうど健康診断の結果を聞きに行くタイミングだったので、そのときに、思い切って先生に相談してみました。
そうしたら! なんと私の歩き方は、股関節にダメージを与える歩き方で、そのまま放置していたら、十数年後には、変形性股関節症にまでなるかもしれないとのことでした。
先生から歩き方のアドバイスをいただいて、少し様子を見ることになりました。
大ごとになる前に、ちゃんと体の声を聞いて、素直に、行動に移してよかったなぁ。と感じるエピソードです。
皆さんも、寝る前にご自身の体に向かって「一日お疲れ様!、心のモヤモヤや、何か不具合はないですか?」と問いかけてみてはいかがでしょうか?
できれば、頭の上から、顔の筋肉、首、肩、腕、肘、手首、指先、胸、肺、お腹の中心、とだんだん下に意識を下ろしていって、細胞一つ一つに声かけするようなイメージでやってみるといいと思います。(ボディスキャン)
その感覚をなん度もやって習慣化することで、リトリート森林浴に参加した時、割と短時間でフェルトセンス(意味のある感覚)とお友達になれるでしょう。
本来、フォーカシングとは、心を癒す方法の一つとして確立されているスキルですが、これは、自分の心身の不調を客観的にみることができる良い方法だと私は考えています。
今回日常でできる内観のようなものを紹介しましたが、5分間でもご自身の体に問いかけやねぎらいの声かけをしてみてください。