【読書まとめ】『E判定から奇跡の勉強法』(著:小泉宏孝)

今回は小泉宏孝著の
『E判定から奇跡の勉強法』をまとめる

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合格出来ない2つの理由

①やる気が出ない
②勉強法を間違えている

この2つが大きな理由であり、
この2つの対策をどうしていくかが効率の良い勉強の
一番のポイントである。

<やる気の出し方>

① 「必ず解ける問題集」から始める(解けない=ストレスに繋がる)
② 分からない時はすぐに「答えを見る」(原因は知識不足なので悩んでも出ない)
③ 良い点が取れる小テストをこまめに挟む(小さな成功体験を積み重ねる)

<正しい勉強法>

① まずは基礎を徹底的に固めていく(受験は暗記が全て)
② 日々の勉強の中に「復習」を取り入れる(復習前提の計画を立てる)
③ 「ちゃんとした」計画を立てる(志望校の合格ラインの点数が取れる計画

<計画の立て方>

① 自分の今のレベルを見極める
② 受験日から残り日数を割り出す
③ 残り時間を(1)基礎固め(2)問題演習(3)過去問演習、の3つに分ける
④ 1週間ごろに計画を見直す

<受験勉強における心構え>

① 将来の夢を持ち大学受験はその夢を叶える手段だと思う
② 各科目にあてる時間配分を決める
③ 自分の集中力のパターンを知る

<勉強ノートを作る>

① 各科目どこまでの内容を終わらせられたかや間違えた箇所、注意点をまとめる
② 今日は「何パーセント」出来たかの「到達度」をまとめる
③ その日の「反省」と「対処法」
④ その日の「感想」(ポジティブな言葉で)

<五感+身体を目一杯使って覚える>

より多くの器官を使うことで複合的に記憶出来る
音読、軽い運動、歌いながら、踊りながら…etc

<出来る問題集から徐々にステップアップする>

中途半端な問題数冊よりも完璧な問題集1冊の方が遥かに良い
【理由】基礎がしっかり固まることにより「理解力」が身に付く。
「理解力」があれば問題演習を行った際に、間違えた理由や必要な知識が
解答を読みながらどんどん理解が出来るようになるため、
結果「解答力」が上がるから。

<1つ1つの問題に悩みすぎない>

「初見で解く」時はそれほど時間をかけすぎず
「この問題の解法は何か」「ポイントは何か」を暗記するのに時間をかける。
自分なりに考えても分からない時は誰かに聞くようにする
→とにかく無駄な時間を過ごさない(過去問演習は除く)

<基礎でも演習でも常に時間を測る>

一つの暗記作業、演習作業にどのくらい時間がかかるかを測ることはスケジュールを組んだりする上で非常に効果的。
問題演習の時以外でも時間は積極的に測っていこう。

<読んだ感想>

最初に述べた①やる気②正しい勉強法、この2つを自分ならどのように高めていくか、改善していくかを考えるのが非常に大切だと感じた。
具体的な手法の話もいくつかあったが、それぞれを実践して効果検証してみて一番自分にあったベストな方法を見つけていく、その試行錯誤にこそ価値があるのだろう。
この本は、心構えから具体的解決策まで広く載っているため、今後も読み返していきたい。




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