見出し画像

子どもに怒鳴りすぎて声が枯れたこともあるくらいの人間だった


インスタでの投稿について詳しく解説しています。

「また子どもに怒鳴っちゃった…」という経験、ありませんか?

「もう怒らないでいよう」と決めても、つい怒ってしまい、
その後自己嫌悪に陥る・・・ありますよね。


自分が親にしょっちゅう怒鳴られていたから
わが子には絶対にしない、と決めていたのに…

いざ親になったらずっと怒鳴ってばかりの自分に
本当に嫌になる、そんな話もよくお聞きします。

これ、私にとっては他人ごとではなくて。

小学校の先生もやりながら、発達支援の仕事もしていた私は
いろんなノウハウを手にしながらも
実践が全然できなくて。

頭では理解しているのに、体は瞬間的に怒りを爆発させている…。

子どもの寝顔にしょっちゅう
「怒ってばかりでごめんね…」と謝っていた一人でした。


でもですね、怒鳴っちゃうのを辞められないのは、
「意志の弱さ」が原因ではないんです。


実は、激しい怒りは、
あなたの心の中にある「深い傷」を表していることがあります。


一体何の傷?


この傷は、親との関係や、子どもの頃に受けた否定的な経験、学校や家庭での抑圧的な状況など、さまざまな要因で形成されます。

傷は、無意識の中に押し込まれ、普段は気づかないかもしれません。

しかし、何かきっかけ(例えば、子どもの行動など)があると、その傷が再び痛み出し、怒りとして表に出てくることがあります。

少し、子どもの頃のこと、ご両親との関係を思い出してみて欲しいんです。

例えば、幼少期に深い孤独感や見捨てられた感覚がある(実際には見捨てられていなくても)と、

わが子の小さな反抗や無視に対して強烈な怒りを引き起こすことがあります。

この場合、怒りの裏にある本当の感情は
悲しみや見捨てられ不安などです。



親に愛されなかったと感じた経験があると、

わが子が反抗的な態度を取ったときに、強い怒りとして表れます。

これも実は裏にある本当の感情は「自分が再び愛されないのでは」という恐怖なのです。

そう、その反応は、今起こっていることよりも、過去に体験した未解決の感情に対する反応です。


怒りは、よく二次感情と言われますよね。

その下には、悲しみ、孤独、不安、恐怖など、様々な深い感情が隠れています。

特に、過去の経験が未解決のまま残っていると、
今起きていることがその過去の痛みを再現するような状況に見えるため、

その感情が過剰に反応してしまうことがあります。



もう怒鳴りたくない…一体どうすればいいのか?


まずは、感じた怒りがただの「意志の弱さ」ではなく、過去の心の傷に関わっている可能性に気づくことが大切です。

このとき、その怒りを無理に抑え込もうとするのはNGです。

ではなく、怒りの背後にある感情を丁寧に見つめることで、その傷を少しずつ癒すプロセスが始まります。

怒りが湧いてきたときに「今、私は何を感じているんだろう?」と問いかけることが本当に今あなたがやるべきことなんです。


「私のほんとの気持ちって?」
「何が怖いの?」
「もしかして悲しいの?」
「本当は何を求めてるの?」
「今、誰に認められたいの?」

そんなことを自分に聞いてあげて欲しいのです。


すぐにその答えが見つけられなくても、
少しずつ見えてきます。


ママが幸せなら子どもも幸せ。

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?