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日本橋三越で見た、自分とは違う世界

日本橋三越でやっている英国展に行ってきました。
写真は、半沢直樹でここよく写ってるよね!?のショット。

フォートナム&メイソンのアフタヌーンティーで食べたスコーンが忘れられず、
本場のスコーンをおうちで楽しむぞ!ということで英国展へ。

食べ物以外にも、テディベアやミニチュアハウス、カラフルな絵付けのされたお皿などなど、
小物大好きな私は見て回るだけで楽しかった。

値段的に明らかに手を出せないだろう私にも、手にとってご覧になって構いませんからねと接客してくれた店員さんの優しさ。ほんとうにありがたい。

コロナ対策もあって入場制限もしていたけど、
当初の予定通り、ベノアのスコーンとHRヒギンズの紅茶を購入。

ほくほくで電車に乗った時、
ちくりと胸に刺さっているとげに気付く。

もしもっとお金を持っていたら、何を買ってた?

2万越えのふわふわの毛のテディベア
プラスチックでできた小さいビンが輝いていたバーのミニチュアハウス
バレリーナの女の子がざっくりした線で描かれた絵

値段だけが価値じゃないことは分かってるけど、そういうものを素敵だなと思ったときに自分の手元における人とおけない人がいるんだな。
私は手元に置けない側だな、なんて、突然に人類を2分して思う。

一言で言うと、お金が欲しい。になってしまうのかな。
だとしたら、欲深くて俗っぽい自分が嫌になっちゃうな。

そんなうつうつとしたことを考えていたら、
隣で寝ている同居人がこっちの布団に侵入してきた。

寝息を聞いていると、一緒に居続けるためには、隙とか油断とか、身構えなくていい状態でいられるってことが大事だよな、という考えが頭に浮かんでくる。

背伸びして迎え入れたその物と、自分は油断して暮らせるのか。

人と比べて悲しくなることもあるかもしれないけど、
自分の身の丈に合った素敵なものを手元に置いて愛でることにしようか。


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