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300万円と35,040時間をかけて味わった“卒業“の涙の味

こんばんは
3月19日、今日は「卒業式」です。
0時00分、双子の妹から、「卒業おめでとう」って通知がきて、
右を見たら父母がいて、なぜか号泣した私。
泣き虫だけど、両親の前では滅多に泣かない。

けど、泣いた。

自分が卒業するという実感を得た瞬間、私の三叉神経と交感神経と副交感神経が涙腺を刺激して、涙が出たらしい(笑)

涙って面白い。その感情の種類によって「味」が変化するらしい。
嬉しい時や悲しい時は“水“のようにさらさらしていて
怒っている時や悔しい時は、少ししょっぱい。

涙がでるまで一瞬のことだから正確には言葉にできないけど、
両親が私の脳内を占めた。

こんな自分に、こんだけの投資をしてくれる人がいて、
自分は誰かに“ちゃんと愛されてる“、ってふと感じたんだと思う.

涙を刺激した正体は、この感情だったのだ.

大体国立私立大学.文系の平均だと300万円近くの費用.
4年制の大学だと35,040という時間.
を使ったということになる。

4年間、何を得たとか誰と出会ったとか、沢山ある。
それらも全て大学に通っていなかったら出会えていなかったもので、
本当に価値があった。
得たものを書けと言われたら、時間はかかるが、あの分厚い卒業アルバム全ページを私だけで埋め尽くせるくらいにはある。

ただ最も一つ、強く確信したことは、

世の中の“普通“はいかに偉大で尊いことか

ということだった。
親元を離れれば離れるほど、“普通“の“普通“ではないことを深く感じた人は多いんじゃないだろうか。
県外に出て一人暮らしを始めたり、お金を稼いで生活費をやりくりしたり、色々な家系があるだろうけど、意外と“普通“ってお金も時間もエネルギーもかかるものなのですね、、、

あらゆる人生の“選択“は自分でしてきたんだけど、
それは親が用意してくれていた安心安全の私を守るものの範囲内の選択であったんじゃないかと私は思う。
本当に何もかも“守られていた“なあ。

なんでこんなにお金も時間のエネルギーもかかるのに
世の中って子供を授かりたい人が多いんだろうって考えた。
私ももちろん授かりたいし!笑
子供授かることで何を得られるのか、それは、

“子供“という一人の人を通じて、新しい景色を見ることができる

22歳、大学卒業を迎えた私の答えはこれだ。

皆、自分が生まれた瞬間、生後1週間、数ヶ月、はっきりとは知らない。
それを知れるのだ。
自分自身も味わった10歳、20歳を同じようにもう一度生きる人をみる。
素敵すぎない?!
キーボードを叩いて画面と睨めっこしているうちに、家庭を持ちたくてたまらなくなっている自分がいる(笑)

話が少し逸れてしまったが、
とにかく親の偉大さ世の中の“当たり前“に触れた時だった。

そしてこの感情は、
これから社会人になって社会進出すると、更に、確信が強まることだとも決まっている。
次、この涙の味を懐かしく感じる日はいつだろうか。楽しみだ。

1時間50分前、卒業式の日を迎えた自分の感情をあまりにも言葉として残しておきたくて、noteに.そして冒頭の絵に.残しました。
読んでいただいた方ありがとうございます。

おやすみなさい。     

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