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八ヶ岳Bee-by通信【その玖】Bee-byのその後

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ある時からBee-Byがバナナを食べなくなった。
あんなに大好きだったのに・・・バナナを食べなくなった。

ある日、ヒヨドリが二羽、庭にやってきた。
「Bee-by パートナーができたのね。よかったね。」
でも、Bee-byは、バナナを彼女に絶対あげなかった。

ある日 Bee-byがバナナを彼女に半分残した。

そして、ある日、Bee-byは姿を見せなくなった。
1日中、庭にいて、私が庭に出ると、わざとらしく側でチョンチョン歩いていたのに・・・

最近思った。
Bee-byは、もしかしたら、メスで、卵を抱いているのかもしれない。

時々、事務所で仕事をしているとBee~Bee~~Byとけたたましい声がする。
あの声はBee-by♪  長い付き合いなので、何となくわかるのだ。

たぶん、Bee-byは、家の隣の檜の森にいる。

ある朝、商品の撮影をしていると、大空上空を3羽のひよどりが飛んでいた。どうやらヒヨドリ親子の飛行訓練。
Bee-by 子供ができたんだね。

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ふと見ると、目の前のジューンベリーの木に一羽のヒヨドリがとまった。
Bee~Bee~Byとけたたましく鳴く。
至近距離。そしてこのボサボサ頭はやっぱりBee-byだぁ!

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何だか大人びてきたね。
お父さん(それともお母さん?)になったんだね。おめでとう♪

軽く、目を合わせて、Bee-byは飛び立つ。
檜の森で待つ愛しい家族のもとへ。
隣の檜の森で子育てするBee-by。
嬉しくもあり、もうバナナキャッチして遊んでくれないので、ちょっと寂しくもある。

でもね。Bee-byは、やっぱり野生のBee-by♪
逞しく生きてくれていてホシコはとても嬉しく思うのです。

ヒヨドリは人に慣れ、人を覚えるというのです。
子育て中で、警戒心が強くなっているBee-byは以前よりも近しくなくなったけど、時折、檜の森から一羽で飛んできて、歌を歌ってくれるのです。

Foget me not...♪♪♪ 僕のことを忘れちゃダメだよ。とね。

Bee- by、忘れるはずないでしょ♪♪♪
だって、私たち、家族なんだから・・・(≖ ‿ ≖)(≖ ‿ ≖)

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