離れていても

夕方 コロナワクチン 3回目接種
夜 特段の身体の異常 感じられず
針を受けた左腕の痛みもおさまる

ワイヤレスキーボードを購入した
数年 職場以外でキーボードを打つことがなく
自宅ではiPhone iPadが主であったけれど 頭の中に流れる言葉を
つかまえて まとめていくには それらだけでは 私には 
なんだかスピードが
ぴったり合わなかった

ただ言葉を読んだり
想起する事ごとを 書き纏めるということ それだけのことが
私を癒してくれるのではないか と思った

その感触を かつて私はキーボードを打つことによって 開拓したのだ
と 今思い知った

時々 ピアノを弾いている
それは無性に そうしたくなる
そうして しばらくすると 
頭の中が スッキリする
準備体操をした後のように
脳医学的には どういうことなのだろう
頭の中が 垢で詰まっているような感覚というのは

W.F.Bachによる フルート二重奏を聴く
骨格のしっかりした 二つの声部は
物理的には離れながら 詩的につながり合っているように感じた 
言葉は
一つ一つが離れているけれど
やはり音楽と同じように 感じれられる
人は そのことをすっかり理解している と私は思う
誰かの定義付けを必要としなくても 


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