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2022.05.03 花のある暮らし

社会人になり、部屋に花を飾ることにした。

1本で100-400円ほど。

これを高いととるか安いととるかは貴方次第。

第一弾として、白のトルコキキョウを飾った。

この子とは10日間ほど共に過ごした。

白の部屋に白の花はわかりにくい…


さて、なぜ突然、花のある生活を始めたかというと3つの理由がある。


1つ目に、品のある生活を目指したからだ。

大学進学を期に一人暮らしを始めたが
掃除や整理整頓が苦手で部屋を片付ける事を
怠ってきた。

今度の家は綺麗に保とう、という自戒を込めて、「花を飾ればそれに相応しい部屋にするだろう」という期待を込めて飾ることにした。


2つ目に、品のある人間になりたいからだ。

入社した会社の同期では
美人が多く品のありそうな人も多い印象だ。

入社直後は「自分がなんでここにいれるのか?」と疑問に思ったことさえある。

やはり品や美しさは
憧れ目指してしまうものらしい。

上品さは後天的に身につかないかもしれないが
せめてもの足掻きとして
花のある生活をすれば少しは変わるかもしれないと思い、生活に花を取り入れた。


最後は単純だが
花を部屋に飾りたかったからだ。

幼い頃から自然が身近にあった環境で
生きてきた。

学校の近くには海があった。

祖父母宅は山の中にあり
農作業や庭を見ていた。

実家ではプランターで
家庭菜園やガーデニングが行われていた。

特に、実家で育てたチューリップを活けて
台所に飾っていた記憶がある。

そんな記憶がふと蘇り
「花を飾りたい」と思った。


花を部屋に飾った事で品を得たか、と問われると答えに困る。

しかし
花の変化を楽しんだり、水換えに気を配るなど
小さな事に目を向けるようになった。


また花に関連した楽しみやワクワクも生まれた。

今度の花はどこで買おうか。

今度の花はどんな花にしようか。

素敵な花瓶にどこで出逢えるか。


こんな細やかな幸せに支えられる暮らしも案外悪くないかもしれない。



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