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絵本作家のいる場所。~保育園・幼稚園~

今回も「絵本のある場所」、「絵本作家のいる場所」についておしゃべりしていきます。

ぼくは絵本作家としてこれまでたくさんの場所で口演をしてきました。全国各地で600カ所以上。イベント回数で言ったら…もう数えるのもいやになるくらい(笑)

およそ絵本作家からはイメージ出来ないような場所でも口演をしてきたので、これだけの数になっているんですね。

そんな絵本作家 保科琢音だからこそしゃべれる「場所」をテーマに、絵本であったり絵本作家のあり方であったりについておしゃべりしていきます。

今回の場所は「保育園・幼稚園」

ぼくは今まで絵本作家としてたくさんの保育園や幼稚園へ遊びに行かせてもらいました。

保育園や幼稚園で出会う子ども達はちょうど好奇心旺盛な時期でもありますし、絵本や紙芝居に対してとても素直な感想をくれます。

時として大人以上にハッとさせられたりする事も言われたりなんかして(笑)

保育園や幼稚園でイベントを開催するときはやっぱりどこか気持ちを引き締めますね。

いや、まぁどこでやるときでも常に気合いは入っているんですが!

保育園や幼稚園の子ども達は

絵本や紙芝居に「ふれ合い馴れ」しています。

教室には絵本や紙芝居がたくさんあったり。毎日先生が絵本や紙芝居を読んでくれたり。毎日先生が絵本や紙芝居を読んでくれたり。絵本や紙芝居がとても身近に存在している。

「ふれ合い馴れ」しているし「聞き馴れ」てもいます。

だから大人をハッとさせる事も言えたりするんでしょうか(笑)

ここ数年、待機児童や保育士不足が深刻な問題として取り上げられています。何の解決策にもならないかもしれませんが、ぼくの考えている事としてひとつだけ。

絵本作家をもっとうまく使えばいいのに!

絵が書ける。物語が創れる。お話が面白い。そしてなにより子どもが大好き!

きっと保育士さん達の「猫の手」位にはなれると思うんだよなぁ~
仕事量の問題や、勤務時間の問題位は何とか助けられる様になると思うんだよなぁ~。

保育士さんと絵本作家が一緒に働いている保育園。

ねっ。とっても面白そうじゃない?

ただひとつ残念なのが、お話の面白い絵本作家はそんなにいないという事。
ぼくはお話も面白いですけどね。
そこは絶対に負けないですけどね。

…結局自慢。すいません。

クリスマスにサンタクロースとして
お正月には着物で

でも大真面目に。

もっと仕事内容を細分化しても良いじゃないかな。

保育士さんじゃないと駄目な仕事。
栄養士さんじゃないと駄目な仕事。
絵本作家でも大丈夫な仕事。

そんな風に少し違う目線から物事を考えてみる事も大事じゃないかな。

ときには、大人の方が子ども達をハッとさせたりしようよ!

絵本作家としてそんな事を考えさせてくれる場所。これからも大切にしたい場合。
それが保育園・幼稚園。

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