妥協して転職したら結局3年しか続かなかった話
「一般事務」希望の筆者は、コロナ禍に失業。そんなご時世ということもあり、なかなか次が決まりませんでした。
失業手当の受給が終わる頃、希望条件を緩めて、あちこち履歴書を送ります。
そのうちの1社で、選考が進みました。
選考途中、「なんか変」と気になる点はあったものの、そのまま入社。やっぱり「なんか変」な会社で長くは続かなかった、その会社の話です。
ハローワークの求人にいつも載っている
何ヶ月も仕事を探していると、「この会社、いつも求人募集している」と気付くことがあります。
業績が好調で社員を増やしている
退職者が多くて採用が追いつかない
入社後にわかりましたが、筆者の会社は後者でした。
ハローワークは求人者、求職者ともに無料で利用できて便利な反面、その会社や内容については慎重に調べることをおすすめします。
面接から契約まで違和感だらけ
連絡がショートメール
対面面接
コロナ禍ですが、WEB面接は採用しておらず、対面での面接一択。
面接内容
健康面や家族の仕事について、詳しく聞かれたことに違和感を覚えました。
その場で合格
面接終わり「では、よろしくお願いします。」と合格を通知されました。
契約書類
自宅に届いた大量の書類に困惑。
面接に行ってみると、オフィスは綺麗ですし、社員の感じも良い。違和感を感じながらも「こういう会社もあるのか」くらいにしか思っていませんでした。
早く仕事を決めたいという思いが強かったのかもしれません。
入社してみたら時代遅れな会社だった
入社してから暫くは、慣れない風習に戸惑うものです。ですが、慣れるとかじゃない…
始業前のラジオ体操
仕事前の準備運動としてやる会社は多いと思うけど、始業前なのに強制ってどうなの?朝礼で社訓唱和
社員一丸となって今日も頑張ろう!みたいな、ある種の洗脳。女はお茶汲み
女性社員が上司の湯呑みやマグカップを覚えて、飲み物を出す。忘れると怒られる。郵便、電話、FAX多用
電子ファイルで簡単にやり取りできるこの時代に、手間をかけて書類の郵送。
メールより電話、FAX。ハラスメント意識がない
セクハラ、モラハラ、パワハラに該当するようなことが、周囲でよく起こる。休職者は退職に追い込む
産休育休制度を使う人はいるが、「戻ってきても席はない」と退職に追い込むことも。メンタルの病の人は特に、厄介者扱いを受けていた。
まだまだありますが、止まらないのでこの辺で…
昭和の古い体質の会社であったことは間違いない。
けれど、法外な残業はないし、給料は正しく支払われていたから、ブラック企業とは言えないですよね?
上記の風習を受け入れられるなら、長く勤務することも可能だと思います。
筆者は3年頑張りましたが、最終的に病んでしまい、退職しました。
転職希望の方は、少しでも「変だな」と思う点があったら、しっかり疑い、正しい判断をしてくださいね。
ありがとうございました!
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