making a bouquet(花束を編んだ日)
ときどき、過去のフィルムを見ると悲しくなる日があったりする。
褪せた青の憂鬱と、それに比例するような愛を確かめるように。
僕はふと、とある季節の1ロールを見せることにした。
季節は2022年、3月の終わり。
会おうと思っていた人に突然ドタキャンされて、ぼっちになってしまったそんな日だった。
フィルムはKodak Gold200、所謂廉価フィルムってやつだ。(これでも当時からずいぶん高くなってしまったが)
旅の始まりは京都水族館。
小さな冒険の、はじまりはじまり。
場所は変わって、鴨川デルタ。
僕は、ここから南に下ることにした。
ここからは高瀬川に沿って、四条河原町まで。
路地裏の探検は楽しいなあ〜
これにて小さな冒険を収めた1ロールはおしまいおしまい。
きっと写真の中に写るものたちは、みんなそれぞれをそれぞれの道で生きていることだろう。
僕は時折そんな季節のことを想って悲しくなるが、それもまた愛なのだろうね。
だって写真の愛は無限大だもん!!!!!
おしまい。
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