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  • 無限の猿言葉

    ランダムに配列された文字列です。そんなに怒らないでください。

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無限の猿言葉-0

無限の猿定理という有名な言い回しがある。猿にタイプライターをランダムに叩かせるという操作を無限に繰り返せば、いつかシェイクスピアーの綴ったセンテンス、ないし一つの作品がタイプされることを意味する言葉である。 無論。この文章も、私が目を瞑り、キーボードと自分の顎を使って無作為に入力した文章である。 そのためこの文章には恣意というものは存在しない。もしも奇跡的に意味を読み取ることのできる日本語がここにあったなら、その程度の信頼のもと楽しんでいただきたい。 この前置きを読まれ

    • 高3の楕円の授業中に書いたミルクボーイ風説明

      おかんが好きな図形があるらしいんやけど、その名前をちょっと忘れたらしいねんな。 どうなってんねん。おかんの好きな図形と言えばね、ひし形か、三角定規の2等辺じゃない方ぐらいやろ。 それが違うらしいねんな。 違うの。ほなその図形が何か一緒に考えてあげるから、どんな特徴言ってたかってのを教えてみてよ。 だから平面図形でね最初に定めた2点からの距離の和が等しくなる点の集まりや言うねんな おーん、ほな楕円やないかそれは。その特徴はもう完全に楕円やがな。 でもちょっと分からへ

      • 無限の猿言葉-どけ。命名ってのはこうやるんだ

        どけ。命名ってのはこうやるんだ 私の大好きな楽器であるベースだが、ベースの中にもいくつかの分類があり、それぞれに名前がついている。例をあげると以下のような具合だ。 ・ウッドベース(コントラバス,ダブルベースとも) ・プレシジョンベース ・ジャズベース 上にあげた各種類は互いに排反である(ベン図に表した時に被りがない)が、これらが全てではない。 上の例であげた3種類のベースを見てなにか思うことはないだろうか。 そう。命名規則が終わってるのである。 「ウッドベース」は

        • 無限の猿言葉-関係ないこと

          関係の無いことを言います。 「みんながスマホを買ってもらってること」と「あなたがスマホを買ってもらえるか否か」は関係ない 「現代社会が自然な状態でないこと」と「その状態が悪であるか否か」は関係ない 「寿司が手で握られたこと」と「寿司を手で食べるべきか否か」は関係ない 「女へんの漢字が持つ意味」と「実際の女性の人間性」は関係ない 「何が違法であるか」と「何をやってはいけないか」は関係ない 「人という字が、人が支え合って見えること」と「実際の人々がどう生きるべきか」は

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        • 無限の猿言葉
          8本

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          無限の猿言葉-架空活動名考案会(KKKK)

          アーティストの芸名や、執筆者のペンネームってかっこいいですよね。 「Lauryn Hill」や「D’Angelo」のような無骨なかっこよさ、「柞刈湯葉」のような知的ハイセンスさ、「堀出井靖水」のようなユーモラスさ。どれもワクワクされる活動名で、強く憧れてしまう。 これ、ほしい。 しかしながらペンネームや活動名を新しくこさえる予定も必要も今の私には無い。なのでこれから新しく活動名を掲げて活動を開始するつもりで、架空の活動名を考案していこうと思う。 また「星」というのは私

          無限の猿言葉-架空活動名考案会(KKKK)

          無限の猿言葉-モノマネされたい

          皆さん自分のモノマネをされたことはあるかい? 私は学生の頃にしていただいたことがある。 これがまあ非常に楽しい体験だったし、自分を強烈に客観視できる体験で素晴らしかった。 ぜひともまたモノマネされたい。 そう思ったので今回は、星̑のモノマネのコツを自分で探っていこうと思う。自分で自分の誇張したモノマネをしてみたいという思いもある。では早速フィジカル面、言論内容面に分けて特徴を洗い出していこう。 フィジカル面 フィジカル面での日常的な癖を考えると、「髪のいじりかた」,「

          無限の猿言葉-モノマネされたい

          無限の猿言葉-ドッジボールアンチによる改善案

          私はドッジボールアンチだ。 今回は私がドッジボールを好まない理由を力説し、それらへの改善案をあげる。皆さんには、ぜひスポーツへの適切な批判をしていただきたく思う。では始めて参ろう。 私がドッジボールアンチとなったのは中学生の頃だ。私の母校には球技大会という、クラス対抗でサッカーやバレーボールやバドミントンをして勝敗を競う催しがあったのだが、その大会の中でドッジボールが行われていた。 ドッジボールは死ぬほど盛り上がらなかった。軽井沢?って感じだった。ドッジボールが大会のト

          無限の猿言葉-ドッジボールアンチによる改善案

          無限の猿言葉-動詞の連用形が名詞になるやつ。あと受動態

          日本語では、動詞の連用形が一般名詞になることがある。 例えば、「つかみ」などだ。 漫才などの開始際のくだりを指す「つかみ」は「つかむ(マ行五段)」の連用形が名詞として定着したものと捉えられる。 これはとても良い表現だ。あの一時を「心を掴む時間」として捉えるのが粋だし、納得感も強いし、第一印象も玄人っぽくてカッコイイ。 他には、「つなぐ(ガ行五段)」の連用形の「つなぎ」などもイケている。ハンバーグ等において、各種具材を「繋ぎ合わせる点」に注目するのがなかなか渋いし、しっ

          無限の猿言葉-動詞の連用形が名詞になるやつ。あと受動態

          無限の猿言葉-バンドメンバーに手切れ金を支払わされて白髪三千丈な話

          私は意外と人に怒らない。これは本当。ただしもちろん限度はある。ここでは「エモいけど過言」レコーディング時の私の苦悩をお話する。気になっていた人もいるかもしれないし、そうでなくともエンタメにはなるかと思われる。 ここに書かれるのは私と(元)バンドメンバーに関する話である。 こちらの(元)バンドメンバー(以後Aとするがこの記号に他意は無い)は私の高校の同級生であり、軽音楽部および卒業後も3年以上バンドを組み共に活動をしていた。高校時代には「こいつ時間にルーズだし責任感ないやつ

          無限の猿言葉-バンドメンバーに手切れ金を支払わされて白髪三千丈な話