悪魔はきっと人の形をしている

人を傷つけることに命を注いでる人はいったい何がしたいのか。

亡くなった人の悪口すら平然と言ってのける人はいったいどんなスタンスで生きているのか。

子供の頃“いじめ”は大人になったらなくなるものだと勝手に思っていた。

大人になった今、そんなことはないのだと痛いほどに思い知らされた。

ただ、あの時より少し逃げ道が増えただけ。

子供の頃は学校が世界だと思っていたし、実際問題学生にとって、生活の大半をあそこで過ごすのだからその考えは間違っていないのだろうけど。

昨年は本当に人の死にたくさん触れた気がする。

誰もが苦しんで、誰もが悲しんで。

あの人はどんな気持ちでいたんだろうっていくら考えても答えは本人にしかわからない。

永遠に解けない答えを残して、彼らはこの世から去っていった。

悪魔はきっと人の形をしている。

でなければ、こんな世の中何が正解といえようか。

生きることは、長い長い戦いだ。正にその通りなのだ…