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芝生を踏みしめて、それは歩く瞑想。

完全に盲点。灯台下暗しでした。
都会の真ん中にこんなに癒される素敵な場所があったなんて!
それはどこかというと「新宿御苑」です。

もちろんその存在は知っていたけれど「いつか、そのうち、機会があれば…」なんて思っていたら、友人から”行かない?”お誘いが来て、ようやくその機会がやってきて入園することになりました。

初めての新宿御苑は、想像していた以上に広くて、エリアも豊富で、一目でお気に入りに。なんで今まで来なかったんだろうって惜しくなりましたね。


先日、今日は少しのんびり過ごそうと再訪いたしました。

目的もなく歩いていたら目についた古めかしい建物。旧洋館御休所です。

見学できるようなので中に入ってみました


思わず、かわいいとつぶやいてしまうような雰囲気


入口のランプがかわいいのです

建物内は撮影禁止だったのでお見せできないのですが、どのお部屋も趣があってタイムスリップした気分になりました。東京都庭園美術館がお好きな方ならこちらもヒットするはず!
窓際の廊下を歩いていたら、トカゲがいてびっくりしました。庭園の中の古い建物ですからそういうこともあるんでしょうね。

写真じゃわからないと思いますが…

この景色の、木々の緑の濃淡がまるで絵画のようで、ちょっと不思議な気分になりました。
この日のお天気は曇り。初めて訪れた時はいいお天気で、日に照らされて所々に影ができている光景がスーラみたいだったことを思い出しました。

広がる芝生の先に見えるのはビル群。
こんなコントラストも好きな理由のひとつ。


一面に広がる芝生の上を歩いたら、そのふわふわ感に驚き。
芝生ってこんなに柔らかいの?

スニーカー越しに伝わる地面の柔らかさをもっと実感しようと、芝生を踏みしめながら一歩一歩歩き、ゆっくり呼吸。感触と呼吸だけに集中する、これはもう”歩く瞑想”です。

芝生の上に輪になって座り、瞑想している方々もいました

それでなくても、ベンチに座り、目の前の景色をぼんやり眺めているだけで、思考も気持ちもゆるやかになります。

普段、生活の中で考えていることは、頭の中のとても狭い範囲の中で行ったり来たりしているだけかも。目の前の広い景色を見ていたらそんな風に思いました。

慌ただしい日常のスイッチを切り替えてくれる。木や花や芝生や古い建物にはそんな力があるんだなと、やっと今更?今頃?気がつきました。
(あまり自然に関心のない私。自然が好き、っていう方の気持ちがやっとわかった気分です)

新たにお気に入りの場所となった「新宿御苑」。
足が遠のくことなく、またスイッチを切り替えに訪れることでしょう。なぜなら、年間パスポートを購入したからです!

「ちょっとコーヒーでも」なんて、あえて新宿御苑の中のスタバに行くのもイイな。この景色もついてくるなんて、なんて贅沢な時間でしょう!

自然に囲まれた中で飲むフラペチーノは最高です


灯台下暗し。
見えていないだけ、知らないだけで、自分のまわりにはもっと素敵なことや素晴らしいことがたくさんあるんでしょうね。
都会の真ん中にある新宿御苑、思考と心をゆるやかにしてくれる場所です。


今日もありがとうございます。


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