わき目もふらずひた走る、「戦車」に乗って
コレ！というものが決まると強いな～と思います。
目標だったり、願望だったり、期限付きのミッションとか。
迷いがなくなるのでしょうね。もうやるしかない、みたいな気持ちになるのか、”コレ！”が気持ちも体も動かしてくれるのです。
今回のタロット考察は、そんなコレ！を胸にひた走るような姿を描いた、大アルカナ7番【戦車】について書いていきます。
力強く進むカードです。目標や課題に向かって一心に進みます。よそ見とか全然しない、というより、目に入らないのですね。向かう先の目的しか目に映らないようなそんな勢いのあるカードです。
何かに迷っていても、この【戦車】が出たなら、「絶対にＧＯです！」と言いたくなりますね。もう余計なことは考えず、目的だけ見て進んで、と。
でもこのカード、リーディングによっては重要ポイントもありまして。
この【戦車】のカードは、自分の陣地から他の国に戦いに行き、勝利して帰って来る姿を描いたもの、という説もあります。自分の陣地、つまりホームや今いる場所やポジションやそんなものから”出る”、そして”戦う”からこその勝利なのです。ずっと同じ場所で同じようにしていても、勝利という結果は訪れない可能性があります。まずホームから出ることができるかどうか？が、分かれ道となりそうなのですね。
ホームから出るのはやっぱり勇気がいることですよね。知らない場所、新しい環境、未知の分野、未経験のこと…ホームから出るというのは、そんなものに飛び込む感じです。
逆位置になると、その勢いが弱かったり、逆に強すぎる状態になります。
逃げ腰、尻込み、バランスが偏る、見切り発車、空回り、勢いだけで中身も結果も伴わないとか。
こう書くと、なんだか”ダメ”な感じがしちゃいますが、見切り発車や空回りなんてのは、実際にやってみたからこそのお話なので、そこでＧＯ！できたことがまず素晴らしいと思えます。やりながら軌道修正もできるし挽回のチャンスもあると思うのですよね。【戦車】は、動かないことには全く意味のないカードとも言えますね。
タロットカードリーダーとしてのデビューというのかな？初めて見知らぬ方を占った時に友人がお祝いしてくれました。その時に手紙をくれたのですが、私が「タロットを勉強する！」と宣言してからの日を、タロットの大アルカナ22枚のカードを順番に当てはめて数えてくれたのです（2年くらいはかかっていると思います）。そしてそのデビューの日にあたるカードがこの【戦車】でした。
わき目もふらずひた走れ！「タロット」という戦車に乗って
そんなメッセージのようでとってもとっても嬉しかったです。
さて、タロット戦車に乗って目指す先は？？今、それがぼんやりと見えてきているところです。もう少し進むと、もっと見えてくるかな？
今日もありがとうございます。
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