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感覚がすべて。「女教皇」センサー

「うまく説明できないけれど、なんとなくそう思う」
そんな感覚って誰しも経験があると思います。
なんとなく好き、嫌い、心地よい、イヤだ、楽、重い…。”なんとなく”ではなく、もっとストレートに感じることもありますよね。

このなんとなくでもストレートでも感じる”感覚”。言葉で言い表そうとしても難しく、はっきりした理由もなかったりするけれど、これこそが”思考”をとび超えた直観で、虫の知らせとかひらめきなどと呼ばれるようなものなんですね。

タロットカードの中にも、まさにこの”感覚”を表しているカードがあります。それが大アルカナ2番「女教皇」です。

2女教皇

高い精神性を持ち、どこか緊張感のあるカードです。精神つまり、目には見えないもの、隠されているものを軸とし、それを”感覚”としてキャッチしているんですね。

時々、タロットカードで猫ちゃんのことを占うことがあるのですが、このカードがよく登場します。

というのも、自分の体感を重視するするのでとことん心地よさにこだわるところがあるのです。自分のまわりには不快なもの、邪魔なもの、雑音を入れずに自分のテリトリーを守る、そんな要素があります。猫ちゃんらしい!
猫ちゃんって、暖かくひなたぼっこに最適な場所を探すのが得意だったりしますが、それも猫ちゃん自身の”感覚の鋭さ”がそうさせているのでしょう。

いっぽう人間は、感覚よりも思考優位ぎみに。
正しいことは何か?と正解探しばかりになって、大事なこの”感覚”はいつも後回し。ともすると、うまくやるためには感じないようにする方がいいと、どんどん麻痺させて過ごしている、気づかずにそうしていることもあるんですね。

でも、直観はなかなか侮れないものです。
その人にとっての大事なお知らせを直観として送られていたなら…ヒント、アイデア、とても重要なこと。自分を守ったり、つながるご縁や、これからの未来を照らす道筋ということもあるかもしれない。それらに気がつくのは”感覚”。感覚をセンサーに受信するのです。

2女教皇

忙しいとつい忘れてしまう”感覚”。でも感覚の重要性を知ってからは、レッスンだと思って「どう感じるか?」を意識するようにしています。

ささいなこと、いつものことでも
「どう感じる?心地よい?悪い?好き?嫌い?やりたい?やりたくない?」
いちいち、何度も、そのたびごとに自分に問いかけています。
つい決定的な正解を探したくなるけれど、見つけるとするなら正解は自分の中。”感覚”が正解を知っているようです。


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