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ピアノとメイクと2020年の私

2020年、どうやら私のyoutube元年になりそうな気がしている。元年というのは、なにもyoutuberになろうってわけではなく、youtubeを本格的に見始めようとしている、いわば視聴元年といいたいのだ。

youtubeの何がすごいって、ずーっと私が苦手意識のあった「ピアノ」と「メイク」について、がらっと根底からそれらの印象を変えてくれたことだ。

まずピアノについて。

私は5歳でエレクトーンを始め、7歳からピアノを始めて、15歳になるまで習っていたが、本当にピアノを楽しんだ、という記憶はない。母親は音楽教師で、たぶんピアノが好きだったけど、私自身としては「無理やり習わされていた」感があり、どう楽しめばいいのかもわからなかったし、私の演奏も音も固くって、ピアノで「歌う」ということがついぞわからなかった。

けれど、今youtubeで本当に「ピアノを楽しんでいる上手い人」の演奏を聞くと「ああ、ピアノを弾けるってこんなにすごいことなんだ」と腹の底から実感するのである。

私が子供のころはもちろんyoutubeなんてなかったし、田舎に生まれたためコンサートなどもほとんど行けなかったので、私が聞くことのできるピアノは、母の演奏か、ピアノの先生の演奏か、同じピアノ教室の生徒の演奏だけだった。あと合唱コンクールの伴奏とか。

私はちっともピアノのことを知らなかったんだな、と、大人になってみて思う。こんなに素敵な楽器だったなんて。ピアノが弾けることで、こんなにも豊かな世界が広がっているなんて。

今は忙しくて無理だけど、落ち着いたら、電子ピアノかキーボードをまた買って、少しずつ再練習してみたいかな、と思うほどには、youtubeで演奏している方たちに、感動をもらっている日々だ。

そして、noteのピアノ奏者といえば、Mary Annさんはなくてはならない存在ですね。北風小僧の寒太郎のジャズアレンジ、みなさんもうお聞きしましたか?

メリアンさんにこのnoteが読まれちゃうとしたら、大変お恥ずかしいのですが、いつも敬愛しております。メリアンさんのピアノの世界、ぜひみなさんひたってくださいね。

そして「メイク」について。

youtubeでメイク動画をあげている、若い女の子はどの子もかわいくて、もう近所のおばちゃん目線で「かわいい~」「きれい~」と感心している。

プチプラコスメやデパコスを使って、彼女たちが魔法のように、すっぴんからメイクアップを仕上げていくのを見るのはとても楽しい。

言っておくけど私はメイクがへたくそである。そしてそもそも「メイクしてきれいになろう!」という意識が薄かったりそういう意識を持つのが恥ずかしかったりするために、今でも私のメイクにおける技術は非常に中途半端なのだけど、その中途半端女をして、メイクで変身できるってすごい、と思わせる彼女たちのキラキラした魅力。

何よりも見ていて楽しいのは、彼女たちが全力で「メイクする」作業を楽しんでいることがわかることだ。

だって、普通に社会生活送ってても見れないじゃないすか、人が楽しみながらメイクしてるところなんて。それを、スキルとともに公開して、情報をシェアしているのが、現代だなあって思う。

youtubeがすごいのは、人が全力で楽しんでいるその様を、ありありと見れること。そして、そこに感化された人が「自分もやりたい、やってみたい!」となる、楽しみや趣味の連鎖。

そこ、本当にすごいなあと思っている2020年の1月の夜なのでした。


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