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アバターWoWを「ワオ」と読んでいた|映画感想文

『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』を観た。(最速上映ではない)初日の夜の回。思ったほど満席というわけでもなく、両隣は空席のまま。
1作目『アバター』のリマスター上映の際に、Dolby 3Dで鑑賞して、その映像の美しさに感動し、絶対Dolby 3Dで、と心に決めていた。

結論から言うと、とにかく映像が美しい!
惑星パンドラの夜(あるいは日食)のシーンの美しさは、もはやプラネタリウム。蓄光性の植物やら動物やら、綺麗すぎる。

ナショナル・ジオグラフィック的なパンドラの動物と植物(と時々ナヴィ)を映し続けるドキュメンタリー映画があったら絶対観に行く。(できれば2時間くらいの尺でお願いしたい笑)

1作目から奥行き表現に驚いた3Dも圧巻。
海に潜ると、水の中のもやというかゴミみたいな、何かしら水中の浮遊物が顔の前まで迫ってきて、手で振り払いたくなる。森の中の小さな虫も同様だ。

金曜ロードショーでテレビで観ても、この楽しさは味わえないので、私はもう一度3D上映している劇場に観に行きたい。3時間越えには僅かに躊躇するけど、やっぱりもう一回は観に行くと思う。

ストーリーは、比較的わかりやすい。
映像で魅了しつつ、ストーリーも複雑だったらついていけないので、これぐらいでちょうどいいんだと思う。

『アバター2』を観ながら、『ハリー・ポッターと呪いの子』とかなり重ねてしまった。

先の大戦での"英雄"の父。そんな父の期待を裏切らない完璧な長男。父の期待通りに振る舞えず反発する次男。
"父親"の手本を持たずこれでいいのかと悩む父。"家族"の中で育ってきた妻との関係。父親としての役割と葛藤。
次男の父への反発に端を発した諸問題を、父と息子とで乗り越え、絆を確かめる。
大筋はどちらのお話もこんな感じ。


ということで、映像にはたくさん「ワオ」が詰まっていたので、ぜひ3Dで。


追伸①
個人的には、あの怖い顔の大佐が息子の前だとこんなに優しい顔するんだ〜というところに一番ほろりとした。

追伸②
他の部族の子と喧嘩したあとの「勝ったか?」「ボコボコにしてやったぜ」「やるな」みたいな会話は、それ次男にも言ってやってよ〜と本気で思った。

#映画感想文

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