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ChatGPTでショートショートを書いてみた

流行りのChatGPTを使って、ショートショートを書いてみました。

たらはかにさんの「毎週ショートショートnote」という企画に参加しています。今週のお題は「大増殖天使のキス」、そして裏お題が「隊長職変死の椅子」でした。天使のキスならわかるけど、変死の椅子ってなんなんだ!と思いつつ、頭を捻っていました。が、そうだ、AIに聞いてみよう、と思い立ちました。

ここで、最近流行りのChatGPTの登場です。
ChatGPTとは何か。本人に聞いてみました。

ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理のAIモデルです。このモデルは、大量のテキストデータを学習し、人間のように自然な文章を生成し、質問に対して回答をすることができます。 ChatGPTは、自然言語生成タスクの中でも特に高い性能を発揮し、自然な文章を生成することができるようになっています。

ChatGPTの回答

つまり、何かしらの質問をチャットすると、自然な文章で回答を生成する人工知能です。(まだ発展途上なので、ファクトチェックは必要です。)
昨年末ごろから私のTwitterのタイムラインでも、このChatGPTの話題が増えてきました。私も、これで遊んでみたいな〜と思っていたので、早速やってみました。

Googleアカウントを使用してログインするだけなので、とても簡単に始められます。いくつか質問を書いてみて、練習した後に、いよいよ本番です。


「隊長職変死の椅子」というタイトルで物語を作ってください。

ド直球の質問。返ってきた回答はこちら。

私たちは、特殊部隊「狙撃隊」の隊長だった。私たちは、国家のために危険な任務を遂行してきた。そして、今日は私たちの最後の任務だった。

私たちは、敵の基地に潜入し、攻撃を開始した。すべてがうまくいっていた。だが、だんだんと敵の攻撃が強くなってきた。私たちは、敵の強力な武器を倒すために全力を尽くした。だが、敵は強かった。私たちは、多くの仲間を失ってしまった。

私は、隊員たちを守るために、自分自身を犠牲にしようと決意した。私は、敵の強力な武器を倒すために、爆弾を運んだ。そして、爆弾を起爆させ、敵を倒した。だが、私は、その代償として命を落としてしまった。

私は、隊員たちを救うために、自分の命を犠牲にした。そして、私は、隊長職変死の椅子に座って、最後を迎えた。私は、国家と人々のために、最後まで戦った。そして、私は、英雄として、永遠に記憶されるだろう。

ChatGPTの回答 原文ママ

なかなか、すごい!

「隊長職変死の椅子」って、人間なら「え?」って聞き返すようなタイトルでも、なんとなく筋の通った自然な文章です。
厳しく言えば、「変死」というよりも、ただの「死」についての話ですが、そこはご愛嬌ということで。

で、私が加筆編集した物語がこちら。

実のところ、あんまり編集したくないなぁと思い、人工知能が書いた部分はほとんど修正していません。そこにちょこっとオチ(らしきもの)を追加したぐらい。(私の筆力不足はご容赦ください)

こりゃ、なかなか面白いかも。

ChatGPTをネタを思いつく足がかりにしてもいいし、下書き担当にしてもいいし、なかなか上手く使えば面白そうな気がしてきません?
実際に「星新一賞」では人工知能による作品も認められています。

■人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます。ただしその場合は、連絡可能な保護者、もしくは代理人を立ててください。人工知能をどのように創作に用いたのかを説明して頂く場合があります。
■人工知能を創作に用いた場合でも、審査に影響する事はありません。またその情報は審査期間中は審査員へ明かされません。

星新一賞 募集要項

ChatGPTは次世代の検索エンジンになる、なんて言われていますが、どんな風に進化していくんでしょうか。その前に、急速に広まったはいいものの、人々に根付くのか、どちらにしても行末が気になるので動向を注視していこうと思います。

他にも面白い使い方があれば教えてくださいませー。



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