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お母さんは「続けるべきだ!」論が嫌いだ。

私は今まで英語や、ピアノ、水泳を習わせてもらった。

でも、どれも続いていない。

やってみたくて、習うのはいいが、すぐ飽きる。

お母さんは小学生の頃、バレエと、水泳と、ピアノと、塾に通わされていたらしい。

「役に立ったのは、水泳だけかな。海でバタフライできるし!」
と、よく分からない自慢をする。

私が「やめたい」というと、「あっそう」といって、簡単にやめさせてくれる。

おばぁちゃんや、おじぃちゃんや、周りの人には「始めたんだから、最後まで、せめてものになるまで続けさせるべきだ!」と怒られる。

でも、お母さんは

「興味がなくなったものを、無理やりやらせても、やらせる方もやる方もつまらないし、辛い。
それに、ものになるって何?
それに、やりたくなかったのに、無理やりやらされて私の10年を返してくれ!って言われても私は返せない。

それに、なんか自由じゃないからヤダ。」

と言っていた。

私としては、ありがたいけど、親としてはどうなんだ?と思わなくもない。

そのおかげで、私は好きなことだけを好きなだけできるので、たまには感謝しようと思う。


山形県に住んでいる小学4年生です。小説や漫画を読むのが好きで、1年生の頃からメモ帳に短い物語を書いてきました。今はお母さんのお古のパソコンを使って長い小説「皐月と美月の夏。」を書いています。サポートしていただいたお金は、ブックオフでたくさん小説を買って読みたいです。