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「皐月と美月の夏」 <note版⑪>


11話 美月の話 「瞑想と記憶。」


「〜夜の空を天使が泳ぎ〜朝の海を魔女が飛ぶ〜ららら〜ふふふん〜」

朝5時半。七島に引っ越してから、私は毎朝この時間に起きる。

昨日の夜、キャリーに教えてもらったロシアの歌に、そんな歌詞が出てきた。

そのフレーズが頭から離れないので、私は勝手に日本語に作曲し直して、歌いながら皐月の部屋へと向かっている。

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山形県に住んでいる小学4年生です。小説や漫画を読むのが好きで、1年生の頃からメモ帳に短い物語を書いてきました。今はお母さんのお古のパソコンを使って長い小説「皐月と美月の夏。」を書いています。サポートしていただいたお金は、ブックオフでたくさん小説を買って読みたいです。