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田舎に連れてかれて、4年目になります。

私の生まれたところは、神奈川県。

今住んでいるところは、山形県。

別に、お母さんの仕事の都合で、とか、おばぁちゃんちが山形だから、とか

そんなことはなく、私が小学校に入学するときに

変なお母さんが「田舎で子育てしてみたい!」という理由のみで

私は、山形県に引っ越した。

最初は、誰も知らないまちだし、"市"ってなってるのに、人が全然いないし

夜は、異常なほど暗いし、マックもないし

おばぁちゃんも、おじぃちゃんもいないし、

「何がいいんだろう。」と思ったけど

登校途中にあるパン屋さんのおばぁちゃんとか、

アパートの大家で洋食屋をやってるおじさんとか、

近所でカフェをやってるなおちゃんとか、

気づいたら仲良くなってて、道であうといつも話しかけてくれたり、なんかくれるようになってた。


モールとか、ゲームセンターとか、ない。

学校の友だちは、携帯も持ってない。

だけど、毎日公園とかで遊んでるようになってた。


ちなみに私は、山形に来るまで「潔癖症」ってやつで、公園なんか大嫌いだった。

靴に砂が入るのも嫌だったし、鉄棒なんて誰が触ったかわからないから、触りたくもなかった。虫も大嫌い。海も嫌い。電車が嫌い。外が嫌い。

でも、いつの間にかトンボを捕まえられるようになってたし、鉄棒なんて超得意だし、川でも海でも裸足で遊ぶし...。

他にも、田舎の面白いところはたくさんあるけど、田舎の生活は嫌いじゃない。


友だちも、たくさんできたし、保育園のときより、なぜか心に素直になれている気がする。

田舎の人は知らないけど、田舎って意外といろいろある。

山形県に住んでいる小学4年生です。小説や漫画を読むのが好きで、1年生の頃からメモ帳に短い物語を書いてきました。今はお母さんのお古のパソコンを使って長い小説「皐月と美月の夏。」を書いています。サポートしていただいたお金は、ブックオフでたくさん小説を買って読みたいです。