見出し画像

若いうちに苦労した方が良い理由


こんにちは。one net代表の星です。

「若いうちに苦労した方が良い」とよく言いますが、
私は若い時しか苦労できないと思っています。

例えば、年齢をある程度重ねていてスキルがない社員と、新卒でスキルがない社員とがいた時に、対処に困るケースって結構ありますよね。
このような場合、前者だと何も言われなくなってくるんです。
これは仕事だけに限りません。


苦労はできなくなる

高校生の時に突然、3年生で部活に入ってくる未経験の人がいたとします。
これって結構きついですよね。やる側も辛いし、受け入れる側もフォームとかを見て「どう?」って聞かれて全然ダメだなと思ってても気を使ってそう言えなかったり。
なので後輩に教えられる先輩、みたいなものが「若い人しか苦労できない」に近いのではないでしょうか。

本人がよほどじゃない限りは苦労できなかったりとか、苦労させてもらえないケースもありますし、外部環境が許さないケースもあったりします。
これはビジネスで言うと、20代後半とか30代になってくると子供が産まれて、飲みに行きたくても行けない時期があったりというような物理的なものもあります。
そうなると自分のことをやっている暇があったら奥さんと子供のことをやらないといけないというのも増えてくるから自分のことができなかったり、
というところで言うと本当に若いうちしか苦労はできないなと感じますね。

なので若いうちしかできないから苦労しておいた方が良いと思います。
また、これが基礎になるので、土台ができていないと30代以降はどうしようもないなというケースも多いと思います。

苦労が土台に

20代前半とかで上司に怒られたりしてへこんだりしていないと土台がしっかりしていないから厳しかったり、逆も然りで、30代中盤になってメールの文章すら書けないような人がいたら、上司目線で言うとその人にはその仕事を振らなくなってしまいます。
でもそれを言うのも角が立つし、本人にもプライドがあるだろうし、と考えると土台がないってそういうことだよねって思うので、
マネージャー目線で言うとそれを本人にやらせるようにするのが正解かどうかもあるわけじゃないですか。

あの人はそれを取り返すためには死に物狂いでビジネスマナーを勉強しなきゃいけないケースもあったり、もしくはそれを補うコミュニケーション能力を身につけなきゃいけないというときに、本当にそれを30代中盤とかの人にやらせるのが正解なのかどうか、本人のためになるのかどうなのか、
というのをビジネス以外の軸で見てあげないといけなくなるので、
上司側もジャッジが難しいですよね。

いつでも苦労はある

だからこそ、若いうちしか苦労はできないですし、30代は30代、40代は40代でまた別の苦労があります。

30代とか40代は1人で大きな商談を任されたりしますが、大きな商談は大きな商談なりの苦労があるわけです。
1日24時間しかない中、20代、30代の苦労を両方いっぺんにするのは結構大変ですよね。

20代は20代でしかできない苦労があると思うので、若いうちに苦労して、土台をしっかり作っておくことが大切なのではないでしょうか。

代表プロフィール:星 祐貴
・北海道生まれ北海道育ち
・小中高(〜2006年)は名寄市に住んでいました
・2006年に大学へ進学し函館に(2006年〜)
・2012年に就職を機に札幌へ移住
・2016年に株式会社one netを創業
・北海道にベンチャー企業が増えれば活気が生まれるのではないかと思い、現在は北海道の地にベンチャーエコシステムを創るために奮闘中
・好きなことは新規事業の立ち上げと最近はSNSでの発信
・たくさん食べてもなぜか太らない体質


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?