12月1日は一万円札発行の日
1958年のこの日、最高額紙幣の一万円札が日本銀行から発行されました。図柄は表面に聖徳太子、裏面には鳳凰が描かれ、透かしは法隆寺夢殿で、当時の大卒初任給が1万3000円程だったと言う事もあり、このような高額紙幣を発行する必要があるのかという議論がなされましたが、発行されると高度経済成長とともに順調に流通量が増えていきました。1984年11月から、図柄が表面に福沢諭吉、裏面は雉となり、2004年11月1日から偽造防止技術を駆使した新紙幣が発行され、この新紙幣では表面は福沢諭吉のままで、裏面のデザインを京都・平等院の鳳凰像に変更されました。また、2024年に予定されている紙幣刷新により、図柄が表面に渋沢栄一、裏面には東京駅(丸の内駅舎)の新紙幣に変更されます。
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