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「一年が早い」昔持っていたアレを無くしていませんか?

あと数日で今年も終わりですね。

「もう年末かぁ、一年って早いなぁ」

「今年も何も出来なったなぁ」

そう感じていませんか?

こういった感じは

一年を無駄にしてしまった感覚になったり

今年も何も出来なかった、俺ってダメなヤツだ・・・

みたいに自分をどんどん悪い方向へ向かわせてしまいます

これはマズイですよね。

何か没頭できる事をやっていて

一年が早く感じる分にはいいのですが

一年何も出来なかったと後悔をしているなら

来年は

「あれ、今年は去年ほど一年が早く感じないなぁ」

「今年は、アレやってコレもできたなぁ」

みたいな充実した意義のある一年にしてみませんか。


一年が早く感じる理由

一年が早く感じる理由は

大きく分けて3つあります。

1・マルチタスクになっている

マルチタスクとは、超簡単に言うと

二つ以上の事を同時進行する事です。

同時進行しようとすると、どうなるでしょうか。

実は私達は複数の事を同時に進める事が出来ません。

例えば(思考編)

3桁の掛け算を暗算しながら、明日の予定を頭で組み立てる。

一度やってみましょう。


いかがでしょうか。

どちらか一方に集中しないと答えまで辿り付けませんよね。

掛け算をちょっと進めて、予定を少し考えて、また計算に戻る

そんなやり方をしていては、とても時間が掛かってしまいますよね。


例えば(行動編)

PC入力しながら、料理を作る。

手を洗ったり移動したりする回数が増えて時間がロスしますよね。


この様に同時進行しようとして作業を分断すると

前の作業に戻る際に思い出す時間が必要になったり

単純に手間が増えてりしてなかなか終わりません。

そして気が付くと

「あれ?もうこんな時間」

となってしまうのです。

こうして日々が早く過ぎていき

「一年早かったなぁ」

といった感覚になってしまうのです。


・何も出来なかったという感覚が生まれる


そうなると、今度は

「やばっ、遅れた分を取り返さなきゃ」

時間に対する焦りが出て来ますよね。

焦るとどうなりますか?

失敗したり、テンパって無駄な動きが増えたりした経験があると思います。

そう、パフォーマンスが低下するんです。

パフォーマンスが低下すると更に焦り・・・

こうして悪循環が生まれてしまいます。

その結果、遅れながら出来ていたとしても

自分の中では時間通りできなかった訳ですから

「出来なかった」という感覚になります。

この日々の積み重ねが一年の成果となって

「今年一年何も出来なかったなぁ」といった感じを生み出しています。


2・新しい事を経験していない

新しい事を経験していない、つまり同じ事を繰り返しているという事です。

仕事の日から休日まで、日々の行動が完全ルーティーン化されていて変化が無い状態です。

毎日の行動がルーティーン化されると

一つ一つの行動を無意識に行います。

無意識状態だと時間の感覚も薄れてしまうので

「あっ、もうこんな時間」となってしまうのです。

当然、歳を取れば取る程、経験が増えていきます。

が、次回からは同じ経験をしている。

と、頭で判断されてしまいます。

最終的には無意識で行動するのですが

頭は前回と違う部分を細かく調整するなどしてガンガン働いています。

そう、無意識状態で集中している事になるのです。

集中していると時間は早く感じますよね。

つまり日常生活においては、歳を取る程

経験し尽くしてしまい、新しい経験が減っていく=時間の流れが早い

となってしまいます。


新しい経験が多いと時間が遅く感じる例としては幼少期です。

子供頃は時間が長かったはずです。

これは好奇心が旺盛で

経験が浅く、見るもの全てが新しいからです。

一日の中で新しいものに触れる経験が多い分

時間も長く感じていたのです。



3・技術革新の影響

私達の生活は技術革新により、どんどん便利になってきました。

これにより、効率化が図られ物事がスムーズに進むようになりました。

デジタル機器が増え、情報入手や伝達もスムーズに行えますし

移動時間や、調理時間なども、どんどん短縮されています。

しかし、私達はこれと同じスピードで成長できていません。

まぁ同然ですよね、そんな超人は歴史を見ても誰一人いません。

という事は、身の回りにある物は高速で動いているのに

私達はそのスピードより遅いという事です。

分かり易く言うと

スマホの演算スピードにあなたは勝てますか?

無理ですよね。

スマホはサッと答えを出すのに対し

私達は次の操作にスマホ程のスピードは出せません。

これが周りに遅れているという感覚になり

時間が無いという事になるのです。

つまり自分のペースより周りが早く動いている為

あっという間に時間が過ぎている。

「もう年末か」となる訳です。


充実した意義のある一年にするには

では、どうすれば充実した意義のある一年にできるのしょうか。

解決策全体を通して言えるのですが

一年という括りは長いので

月単位、慣れれば週単位で

これから説明する内容を継続する事が大切です。

日々の積み重ねですね。


1・シングルタスクを心掛ける

シングルタスクとは

超簡単に言うと

作業は一つ一つ確実に終わらせる。

という事です。

途中で何か思い出したり、頼まれたりしても

緊急のものや3分程度で済む要件でなければ

今やっている事を先に終わらせてしまいましょう。

時間がかかる場合は休憩をしてもいいですが

その休憩時間に他の作業をしないようにしましょう。

心身共にリフレッシュできないので休憩の意味が無くなってしまいます。

休憩はボーっとするでもいいので「何もしない」を心掛けましょう。

シングルタスクは一つの事に集中出来るので

作業も早く終わらせる事ができますので

時間がぁあぁぁぁっ

といった発作は起こりづらくなります。

一つ一つ終わって行くので、進んでいる感が出て

モチベーションも保たれて良い事づくめですよ。


2・新しい経験を取り入れる

この方法が私が最もオススメする方法なのですが

今までやった事の無い新しい経験をしましょう。

子供の例を覚えているでしょうか。

子供は好奇心旺盛で

見るもの全てが新しいから

時間が長く感じるとお話しました。

ということは

好奇心を取り戻し

新しいことに触れれば良い訳です。


簡単なところだと

・今まで行った事の無い場所に遊びに行ってみる。

・いつもと違うメンバーで遊びに行ってみる。

・今までと違うお店で買い物をする。


効果が高いのは

・未知の経験

水族館でイルカに触れてみるとか

宇宙人に話しかけてみるなど

一応訂正しときますね。宇宙⇒外国人


・少し不安に感じること

一人で無計画旅行とか

バンジーで無重力を体験してきるなど


「無くした好奇心を取り戻して新しい事を始めましょう」


なかなか新しい事を思いつかない時は

同じ事をしていても、違うところを見つけて

そこを意識してみましょう。

そうする事で頭に新しい事だという認識をさせるのです。

また、同じ事に少し工夫をして違う感じにしてみるのもいいでしょう。


3・デジタル機器から離れる時間を作る

デジタル機器から完全に無縁になれば

周りの時間が速いという感覚が無くなるのですが

それは無理なので

デジタル機器を使った後は

10分ほど目を閉じて目を癒しながら何も考えないようにします。

こうして時間の感覚を元に戻してあげましょう。

また、スマホはできるだけ通知を切って

使用時は短時間で済ませる事で影響を最小限に抑える事ができます。


4・一年を振り返る時は短いスパンに区切る

ん?4つ目の項目?

と思ったでしょう。

1~3までの項目は根本からの解決ですが

これはテクニック的な解決方法です。

できるだけ1~3の項目で解決しましょう。

一年を振り返る際に長いスパンで見ると

達成した記憶は出て来ませんが

先週何か新しい事をしていないだろうか?

10.11.12月に何か新しい事をしていないだろうか?

こう考えると

意外と何かやっていて、思い出せていないだけ

というケースがあります。

こうやって短いスパンで思い出す事で

「今年は、○○できた」と思えるようになります。


まとめ

・シングルタスクで一つ一つ終わらせる

・新しい経験、未知の体験や少し不安になる事をする

・デジタルデバイスを使用した後は10分休憩を入れる

・一年を振り返る時は短いスパンに区切って思い出す



項目4以外は、今後どうしたらいいかという内容でお伝えしましたが。

今すぐこの感覚をなんとかしたい

何も出来てないけど、なんとかスッキリ年内を過ごしたい

そんな方は次の記事など参考にされてみては如何でしょうか?





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