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マンチェスター観戦記-世界最高峰のサッカーを求めて
前回、サッカー観戦記を書こうと思っていたら、サッカーの歴史を探究して終わってしまった。。
ということで今回は、実際に訪れたマンチェスター・ユナイテッドとシティの試合の観戦レポートを書いてみようと思う。
本記事のコンセプト
今回、それぞれ別々の試合を見に行ったのだが、どちらが体験として良かったか、記事上でダービーマッチをしてみたいと思う。
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ダービーマッチとは、同じ地域やエリアに本拠地を置くライバルチーム同士の対戦のことを指します。サッカーにおいては、特に人気の高いダービーマッチが多数存在します。
ダービーマッチの特徴
ライバル意識の高まり:同じ地域のチームであるため、サポーター同士の競争心や対抗意識が強く、普段の試合以上に熱気があります。
歴史と伝統:多くのダービーマッチには長い歴史があり、過去の名勝負や逸話が語り継がれています。
地域の誇り:ダービーマッチの勝敗は、単なるサッカーの試合結果だけでなく、地域の誇りをかけた戦いとして捉えられることがあります。
高い注目度:ダービーマッチは、サッカーファン以外からも大きな注目を集める傾向にあります。
両チームのファンに怒られそうだが、ビクビクしながら記事を書いてみる。
ではまず、マンチェスター・ユナイテッド、通称マンUの試合観戦記からスタート。
マンUの試合観戦記
・対戦相手
今回観戦したのは、日本代表のキャプテンである遠藤航選手も所属するリバプールFCとの試合。
人気の対戦カードのため、チケットが高額だったのだが、今後いつマンチェスターで見られるかもわからなかったので、思い切って購入することにした。
・スタジアムへの行き方と現地の雰囲気
スタジアムへの行き方は色々とあるのだが、自分の場合は郊外に宿泊していたので、小さなメトロに乗って郊外からスタジアムに向かう。
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乗車時間は40分くらい。途中までは電車も空いており、ゆったりとしていたのだが、、
マンチェスター中心部の駅に着いた瞬間、状況は一変する。
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突如として大量のマンUサポーターが電車に押しかけてきて、大声で歌い、電車内を叩きまくるのだ。正直怖いほどだった笑
圧倒的な熱量のサポーターたちは、電車から降りても歌い、叫びながらスタジアムに向かう。
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スタジアムに近づくにつれ、サポーターの数も増え、益々熱気を帯びていく。
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そうこうしている間にスタジアムに到着。馬がいたり、グッズが売られていたり、スタジアムの外も見どころがたくさん。
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電子チケットをスマホに用意し、荷物検査と身体検査を終えてスタジアム内に入る。
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スタジアムの中は、歴史を感じさせる少し古びたデザイン。試合前に談笑し、お酒を飲む人たちで溢れかえっていた。
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ドイツのスタジアムと違い、お酒を席には持ち込めないので、みんなここで飲み干してから席へと向かう。
これはとても安心だ。何故ならば、ドイツでサッカー観戦した時、負けたチームの観客のビールが真横に飛んでくるという事件があったからだ笑
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・試合前の様子
試合前のファンは、大声で応援歌を合唱し、家族や友人と時に談笑し、とても楽しそう。
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サッカーの戦術などについて話をしている人もおり、サポーターの目が肥えている印象。そうこうしている間に入場曲がかかり、試合開始へと向かっていく。
・試合の展開と見どころ
今シーズンの順位的には、マンUではなく、対戦相手のリバプールが優勢と思われたが、なんと前半開始早々にマンUが得点。
サポーターのボルテージは一瞬で最高潮に達する。(ただしオフサイドでノーゴール)
実は直近のカップ戦で、マンUはリバプールに勝利しており、リパブールとしては再び出鼻を挫かれた形。
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絶好調の時のリバプールに比べて、細かなミスが目立ったり、守備の安定感を欠いていたり、パスの周りが悪かったように感じた。
得点が狙えるシーンも前半かなりあったが、ものにできなかった。
・印象的だったプレーやシーン
日本人の遠藤選手のプレーは注目して見ていた。(マンUじゃないけど)堅実にボールをつなぎ、堅実に奪う。遠藤選手の良さはこの試合でも発揮されていた。
リバプールも徐々に挽回し、お互いに得点を重ねていく。両チーム共に失点シーン含めて、ちょこちょこミスが目立っていた。一進一退の攻防が続き、結果はドロー。
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どちらかというと、マンUは相手のミスを突いたり、カウンター主体で攻めていた印象。主導権はリバプールが握っていたように思う。後で調べると、リバプールのボール支配率が62%だった。
・試合後の感想
途中から仕事のことを考え始めてしまって若干上の空の部分もあったのだが、サポーターの熱気は強烈に印象に残っている。
熱狂的ではあるが、他チームに対してそれほど攻撃的な感じもせず、純粋なフットボールファンなのだなぁと感じた。(あくまでも自分の印象)
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雨だったこともあり、ミスが比較的多い試合展開で、そのミスが得点不足や失点につながり、両者痛み分けといった感じだった。
試合のハイライトはこちら
マンCの試合観戦記
・対戦相手
今回の対戦相手は、ルートン・タウン。個人的には、それほど馴染みがなかったが、日本人の橋岡大樹選手も所属しているチームだ。
ルートンタウンは、ロンドンの北辺りに位置している。
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・スタジアムへの行き方と現地の雰囲気
スタジアムは、マンU同様中心地から少し離れたところにある。といってもべらぼうに遠いわけではなく、とてもアクセスしやすい。
そして意外にも、落ち着いた住宅街の近くにある。のどかなイギリスの街を歩いていると、ドドーンと巨大なスタジアムが見えてくる感じだ。
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周辺はイギリスの素朴な雰囲気を感じられるエリアで、個人的に好き。スタジアムまでの道も混んでおらず、スムーズにスタジアムに辿り着いた。
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第一印象のワクワク感で言うと、個人的にはマンU以上。比較的新しいスタジアムであるため、デザインも洗練されており、見ていて気持ちが高まってくる。
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スタジアムの周辺では飲食店が出店しており、他にも様々なイベントブースがあった。テレビ局も来ており、取材を受けているサポーターもいた。
印象的だったのは場外誘導の方で、とてもフレンドリーで親切。
「どこから来たんだい?日本?いいねぇ!楽しんでくれ!」といったような言葉をニコニコしながらかけてくれる。
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一通りスタジアム周りを見た後は、最先端の電子チケットを入り口にかざし、(スマホごと読み込んでくれる)持ち物チェックを受けて入場。
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ちなみに観戦する際は、リュックなど大きめの荷物を持っていくのは避けた方が良いです。
・試合前の様子
今回座った席は、ピッチから非常に近い場所。
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ちなみに、ちゃんと調べていなかったのだが、相手チームのサポーターが目の前にいる席だった。
そのため、試合前からサポーターは応援歌を歌いつつ、相手サポーターを煽り散らかしていた笑
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応援歌の一体感や声量などはマンCサポーターに軍配が上がるように感じたが、煽り散らかす点で、マナーはマンUサポーターの方が良さそう笑
しばらくすると選手紹介の映像が流れ、選手入場。キックオフへと向かう。
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・試合の展開と見どころ
開始早々、橋岡選手の不運なオンゴールにより、マンCが先制。
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その後も圧倒的にシティがボールを持ち続け、攻め続ける。右に左にボールをつなぎ、あらゆる場所から攻め続ける。
去年チャンピオンズリーグに観戦しに行った際は、ディフェンスラインからサイドへの展開が多く、右に左にロングパスを用いながら揺さぶる印象だった。
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今回の試合では、それほどロングパスは多様せず、基本ショートパスで展開していく。中盤の要であるロドリ選手がいないからかもしれないが、若干のプレースタイルの変化を感じた。
なお、例えボールを相手に奪われても、すぐに周囲が連動して奪い返すことができるし、一人一人のボール奪取能力が非常に高い。
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そのため、ボール支配率が非常に高く、ピンチらしきピンチもほぼなかった。前半は一点にとどまったものの、後半に立て続けに得点を重ね、最終的には5点取って圧勝。
シティはベストメンバーではなかったが、圧倒的な選手層の厚さを感じた。
・印象的だったプレーやシーン
プレーではないのだが、シティの選手たちの想像以上のゴツさが印象的だった。
あまり近くで見たことがなかったのだが、上半身から下半身にかけて、全員相当がっしりしている。特にアルバレス選手などは顕著だった。
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プレーについては、ジェレミー・ドク選手のサイドからの仕掛けが非常に印象的だった。元々注目していた選手ではあるのだが、改めて近場で見てみると、ドリブルの精度、チャレンジ回数、チャンス創出数が飛び抜けていた。
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サイドで縦に突破し切れることも強みだし、そこからほぼ中を確認せずクロスを上げているにも関わらず、非常に良いところにボールが入る。
これはサイドバックの選手にも共通していたのだが、トッププロはクロスが非常に上手い。瞬間的に仲間の位置を把握したり、普段の練習から擦り合わせているのだろう。
・試合後の感想
日本人の橋岡選手はじめ、ルートンの選手たちも特に前半は非常に良く持ち堪えていたが、マンCの底力が上回っていた。
崩しのパターン、得点パターンも豊富で、個人技でのスーパーゴールも複数あった。コバチッチ、ドクのゴールは半端ねぇ。
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加えて、サポーターの煽りが印象的。
おじいちゃん、おばあちゃんも、相手チームのサポーターに対して点が入ると、「Sit down!!」「Bye Bye〜」などと煽り散らかす笑
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ルートンのサポーターの中には、お金をひらひらさせながら、「お前らは金だろう」みたいなジェスチャーをする人も多く、煽り合戦が凄まじかった笑
ただ、ルートンサポーターは、最後までチームを一生懸命応援していた。順位は低いチームだが、試合後も選手たちを称えていたのが素晴らしいなと感じる。地元のチームに対する深い愛があるのだろう。
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こうした地域に根付いたサッカーの文化は本当に心温まる。選手も監督もやりがいがあるだろう。ルートンを個人的にも応援したくなった。
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総じて、とても面白い試合だった。
試合のハイライトはこちら
2つの試合の比較と考察
と言うことで、二つの試合を観戦した上で、今回のダービーの勝者を決定したいと思う。(今回の試合に限った話であり、独断と偏見が入っているのでご了承くださいませ)
・スタジアム
スタジアムについては、シティの勝利。
オールドトラッフォードの伝統的な良さもあるが、個人的にはシティのスタジアムの洗練されたデザインに心がワクワクした。どちらも甲乙つけ難いのだが、個人的にはシティ。
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・サポーター
マンUサポーターの勝利。
熱く、マナーも良く、何より心からサッカーが楽しそうだった。電車内で騒ぐのは日本だとマナー悪いけど笑
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マンCサポの応援歌などの一体感もすごかったが、煽りまくっているのがなんとも言えない笑
まぁ面白いのだけど、途中一触即発しそうだったし、試合を見ることよりも煽りを目的としているような人がいる気もしたので、今回はマンU。
・試合内容
マンCの勝利。
圧倒的な試合運び、多彩な得点パターン、印象的な個人技など、見どころが多かった。対戦相手のルートンも素晴らしいチームだったので、試合としてはマンCの方が個人的に面白かった。
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まとめ
ということで、「勝手にマンチェスターダービー」の勝者はシティとなりました!!おめでとうございます!!(誰が?)
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とはいえ、どちらの試合も面白く、それぞれのチームならではの魅力が沢山あるので、気になった方は、いつか現地に足を運んで、両チームの試合を比較して確かめてみてください。
スタジアムに限らずとも、街中にはたくさんのスポーツパブなどもあるため、至る所でサッカーに触れられます。マンチェスターの街の魅力と合わせて、堪能することをオススメします!
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