イギリス生活1週間のふりかえり
イギリスに到着してから一週間が経ち、色々あったので日記的にふりかえってみることにした。
映えない生活ですし、キラキラしているわけでは全くないので、期待しないでください笑
イギリスに行くまでの経緯はこちら。
1週間のスケジュール
◯土曜
空港到着後、最初に食べたパンにショックを受ける。
電車遅延に悩まされながらもなんとか市内に到着。
街を色々と見てまわったり、食事をとったり。コーヒーショップに入り、note記事を執筆したりした。
その後、どうしても我慢できず、日本食レストランを見つけてサーモン丼を食す。
その後、滞在先に向けて移動。
滞在先で記事の執筆。記事完成後、インドカレーを食べて就寝。時差ボケで眠すぎて、ほぼ記憶なし。
◯日曜
初日の滞在先を出発し、5ヶ月間お世話になるホームステイ先へと向かう。
無事集合時間に到着するも、ホストファミリーと連絡が取れず、寒空の中40分以上待つ。めちゃくちゃ寒かった。。
そして、鍵の開け方が独特でむず過ぎて、今でも苦戦する。
無事家に入ることができた後は、すぐに荷物を置いて出発。目的地は、マンチェスターユナイテッドの本拠地である、オールドトラッフォード。
リバプール対マンチェスター・ユナイテッドの試合を観戦。
観戦中はサポーターの雰囲気やエキサイティングな試合展開に感銘を受けていた。
しかし途中から「仕事とは何か?」「自分は日本人としてどんな価値提供ができるのか」「現地の人や他の国籍の人ではなく、自分が選ばれるメリットがあるとしたら何なのか」などを考え始めてしまい、試合が上の空になっていった笑
観戦後は異常にお腹が空き、食べ物を探すも周辺に良い食べ物が見つからない。最終的にハンバーガーを食べるのだが、感想は割愛する。
こちらに来てから飢えのような状態になることか何度かあり、食への渇望が凄い。
ただ同時に、文字通りハングリー精神も芽生えてくる。
帰宅後はホストファミリーに日常生活の細かな注意点について共有される。
朝は卵とパン、シリアルがあり、夜ご飯には冷凍パスタがあるとのこと。
今後は栄養を補うため、自分でも自炊してみようかと思う。
少し大変だなと思ったのは、洗濯機が週一回しか使えないこと。なんとかやりくりする予定。雨が多いので、部屋干ししかできない。
加えて、洗剤やシャンプー、タオルが追加で必要なことにも気づく。衣食住を整えるまでは、生活に慣れるのに時間がかかりそうだなと感じた。
その後はルームメイトたちと初対面。スウェーデン在住でナイジェリア国籍のルームメイトと、コロンビア国籍のルームメイト。そして、日本人のルームメイト。
それぞれの国のこと、ここでの暮らしなどについて色々なことを教えてもらう。バスの定期券について教えてもらえたのが特にでかい。3人ともめちゃ親切でありがたかった。明日に備えて就寝。
◯月曜
月曜からは語学力を上げるため、学校に通う。英語力を高めないことにはスタートラインにも立てないので、仕事を探しつつ、5ヶ月間通うことにした。
最初に出会った生徒は、コロンビア出身で、スペイン在住の心理学者。他にもコロンビアの先生、チリの建築家など、色々な国の色々なルーツを持った人たちと出会う。
話をした人の国籍を振り返ってみても、イングランド、コロンビア、韓国、日本、チリ、スイス、サウジアラビア、トルコ、台湾、ハンガリー、ポルトガル、フランス、スペイン、パナマ、イタリアなど多様だ。
登校時、ランチタイム、学校後など、できる限り色々な国の人たちと話すように努めた。全く異なる国の文化、生き方を聞くのは大変刺激的だ。
なお、この先タイムラグなしに自動翻訳してくれるツールとかも出てきそうではあるのだが、自分は英語を英語として理解したいし、それを元にさまざまな文献やサービスに触れてみたいと思ったので、習得することを決めた。
◯火曜〜金曜
火曜からは本格的に授業の開始。最初に入ることになったクラスには様々な国籍の人がおり、日本人は自分一人だった。
クラスは、以下の基準を元に分けられる。
自分はB1というレベルのクラスからのスタートだったが、最低でもB2やC1のレベルに行かなければ、働くためのスタートラインに立ったとは言えない。
6週間ごとの成績で段階が一つずつ上がっていくのが基本とのことだが、あまり悠長なことも言ってられないので、なんとかして早く上がっていけないかと模索する一週間だった。
B1の授業は正直それほど難しくなく、文法や語彙なども基本的なものが多い。そのため、もっと自分に負荷をかけるために上のクラスに上がりたいと担当者に伝えた。
ここに来た目的に加え「I need to get a job here!!」と連呼しまくった笑
すると、今週の様子を見て判断すると回答されたので、そこから一足飛びに上のクラスに上がるため、様々な工夫をした。
自己主張激し目だが、そうでもしないと埋もれてしまいそう。毎授業、緊張感を持って勝負しているような不思議な感覚だった笑
こうした取り組みの末、翌週から次のレベルのクラスに上げてもらえることになった。
なお、授業後は別の生徒と交流するよう努めた。交流の方法は色々あるのだが、イベントに参加したり、一緒にパブでサッカーを観戦したり、ご飯を食べたりした。
本当にサッカーという言語に助けられている笑
英語の授業について
自分は前職が講師だったため、授業構成などにも注目していた。個人的にいくつか感じたことをメモしておく。
なお、これはイギリス全体の教育に当てはまるわけではなく、あくまでも自分の経験談でしかないことをご了承ください。
・授業進行が多彩
リーディング、ライティング、議論や発表を通したスピーキング、ロールプレイ、ペアワーク、アプリを使ったクイズなどなど、授業には色々なスタイルの学習方法が取り入れられている。
・街歩きなどのアクティブラーニング
教室だけではなく、街歩きを通したアクティブラーニングなども取り入れられている。
初日はシティツアーがあり、三日目には街を回りながら謎を解いたり、ミッションをクリアしていくようなアクティビィティがあった。
なお、使用するのは独自のアプリで、お題に沿って写真や動画をアップすると、自動で回答が来る仕組み。謎解きや街歩きなどは前職の仕事でも制作側で取り組んでいたので、懐かしさがあった。
そして、ガチで取り組んだ結果優勝し、賞金3000円相当をゲットした笑
他にも美術館に行ったりする講義もあるそうだ。
・コミュニティ運営の仕組み
友人などとの活動も語学力向上のために必須と捉え、生徒コミュニティ内でさまざまなイベントが開催されている。
タコスパーティー、アート作品を作るワークショップ、パブでの飲み会、フットサル、ボランティア、シティツアーなど、有料のものも無料のもの、様々なイベントがある。
特に世界各国から生徒が集まる場合、こうしたハブになるようなイベントがあるのはありがたいと感じた。
・至る所にフィードバックの仕組みがある
クラスの昇格基準がある程度明確であることに加え、生徒に対するフィードバックも明確。何をどうすれば良いか伝えてくれる。
同時に、講師や運営側に対するフィードバック、ホストファミリーに対するフィードバックも積極的に求めていた。
その内容がサービスをより良く改善するし、ぜひ積極的にフィードバックして欲しいとのこと。主張することを求められている。
以前、Apple Storeで店員一人一人に対してフィードバックを求めるメールが来たことがあったのだが、海外はそうしたフィードバックを積極的かつ頻繁に受け入れている企業も多いように感じる。
フィードバックに対して怖がるのではなく、ポジティブに受け取っている印象。見習いたい。
・休み時間と帰宅時間に厳格
ダラダラと授業や仕事を延長することがほぼなく、時間でキッチリ終わる。特に金曜日は、授業後にマジで一瞬で生徒と講師がいなくなる笑
こうしたメリハリは見習いたいところだ。
ご飯について
日本食が初日から早速恋しくなっている、、空港に着いて、お腹がペコペコの中食べたパンが味がせず、精神的ダメージを受けてしまった笑
旅は好きでこれまで色々な国へ行ってきたのだが、このパンのインパクトは半端じゃなかった。
もちろん食べられるだけでもありがたいのだが、食事は色々と工夫が必要。日本食も恋しくなるし、自炊するなどして栄養バランスも整えたい。
言い尽くされた表現だとは思うが、日本食は日本人の魂だ。
こちらに来てから食べ物を食べられないタイミングも複数回あり、ご飯を食べられることのありがたみを改めて感じている。生きる上での土台であることを実感する。
飢えというものは本当に辛いし、なんとかしたいと思うし、世界に存在している飢餓は本当に解決されてほしい。
お金も大切だが、生き残っていくために、改めて衣食住の大切さを感じた一週間だった。
印象的だったこと
・バスが時間通りに来ないし、謎に道順が変わる
日本だとあり得ないのだが、何の報告もなしにバスが遅れたり、違う道を通ったりする。
そのため、バス停で待っているのにバスが来ず、違うバス停に移動したりする羽目に。しかも二日連続でそういうことがあった。。
・英語がスラスラ喋れる日と喋れない日がある
これはなぜなのだろうか。ともに学んでいるイタリア人の生徒も同じことがあると教えてくれた。
個人的には朝とか頭がぼやけている時に、日本語と英語の切り替えが上手くいかなかったりする。もっと英語環境に浸かり、慣れないといけない。
・インド料理屋の謎のお客さん
到着初日の夕飯は、インド料理屋でカレーを頼んだのだが、そこに一人の男性が座っていた。私がメニューを注文するのを見て、「俺はさっきからずっとここで待ってるんだ。」と発言した。
ん??メニューの注文の仕方を知らないのですか?助けましょうか?と聞いたが、「いや大丈夫。あなたの注文の仕方を見ていたから。」と答えた。
しかしその後も永遠と注文をせずに座って待ち続けていた。マジで意味がわからなかった。
・時間軸が二つあるように感じる
自分の中に、日本時間と現地時間の二つの時間軸があるように感じる。イギリスにいながらも日本を意識しているからか、二つの時間を生きているような不思議な感覚。
到着してしばらくは、目に入るものが全て目新しかったのもあり、時空が歪んでいた。
来週の目標
・より一層英語に浸かる環境を整備する
特に土日などに、英語を話す時間、聞く時間を増やす必要あり。頭の中をもっと英語で満たさないといけない。今後、アウトプットも英語で行うようにする。
授業でもレベルをどんどん上げていけるように、上記に記載したようなポイントを意識しつつ、油断せず継続的に取り組んでいきたい。
・キャリアの棚卸し
仕事について来週話す機会があるため、キャリアや自身ができることの棚卸し含め、もう少し詳細を詰めていきたい。
・生活リズムの安定化
徐々にこちらの生活に慣れてきたので、引き続き規則正しいリズム、食生活を心がけたい。
・発信の幅を広げる
日本語の文字表現だけではなく、英語を使ってアウトプットしたり、文字以外のアウトプット手段も徐々に試してみたい。
今週の英語フレーズ
意外と抜け落ちている英単語や、日常生活でパッと口から出てこなかったり、印象的だったフレーズを一週間の記録と合わせて以下に載せてみようと思う。
和訳や例文はAIに生成してもらった。
direction
日本語訳: 方向
例文: Can you tell me the direction to the nearest station?accommodation
日本語訳: 宿泊施設
例文: We need to book our accommodation for the trip.on a budget
日本語訳: 予算内で
例文: I'm traveling on a budget, so I'm looking for affordable options.sights
日本語訳: 観光地
例文: We visited many beautiful sights during our vacation.ought to
日本語訳: ~すべきである
例文: You ought to check the weather before you go hiking.boil down to
日本語訳: 要約すると
例文: It all boils down to a matter of choice.at the end of the day = In conclusion
日本語訳: 結局のところ
例文: At the end of the day, we need to make a decision.a three-syllable
日本語訳: 3音節の
例文: "Beautiful" is a three-syllable word.furthest
日本語訳: 最も遠い
例文: We walked to the furthest point of the park.Let's read aloud
日本語訳: 声に出して読もう
例文: Let's read aloud this paragraph to improve our pronunciation.Keep going
日本語訳: 続ける
例文: Keep going, you're doing great!Therefore (Formal)
日本語訳: それゆえに
例文: We are unable to get the necessary materials; therefore, the project will be delayed.Bye for now
日本語訳: それでは今のところさようなら
例文: I have to go, but bye for now!Put you up
日本語訳: 泊める
例文: If you visit town, I can put you up for a few nights.attraction
日本語訳: 観光名所
例文: The museum is a major attraction in our city.motorhome
日本語訳: キャンピングカー
例文: They traveled across the country in their motorhome.hub
日本語訳: 中心地
例文: This city is a major hub for international trade.
本当に日記のような感じなのですが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
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