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【備忘録】夢をかなえるゾウ⑤最後

ながながと分けてしまい申し訳ない。
まとめる能力等が全然足りてない。

でもこうして再度アウトプットすると、頭に残るもので、
勉強もそうだけど、復習のほうがはるかに大事である。

と感じたほせを。


[最後の課題⑤]毎日、感謝する

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主人公はやり残したことに、取り組もうと試みるもやはり
『もう、手遅れなのではないか。』
と感じてしまう。
それでもあきらめずに応募することが大事なのだと考えていた。
するとガネーシャは言った。
「自分に向いてない分野や思うたら、あきらめてもええんや」
「え、そうなのですか?」
ガネーシャは真剣な顔をしていった。
「ただ一つだけ、絶対にあきらめたらあかんことがある」
「それはなんですか?」
「『自分』や。自分には何か才能がある、自分にしかできない仕事がある、そのことに関してはあきらめたらあかん。見つかるまで探し続けなあかん。自分自身に対してあきらめたらあかん」
そして続けて
「でも、生き方は人それぞれや。別に、仕事は生活するための手段であって、趣味の時間がたくさんほしいて人もおる。そら自由やで。」
「じゃあ・・・別に努力しなくてもいいんですか?」
「あたりまえやん。生き方なんて自分で選ぶもんや。自分が幸せだと感じることができれば、それでええんや。誰も努力なんて強制してへんで。そもそも、やらなあかんことなんて存在せんのや」

それでも、主人公は『成功』したいと強く思った。
ガネーシャは、主人公の気持ちを聴き、次のように言った。
「つまり、自分は『足りない』と思うてるんや。『大きな欲を持っている』というんは『大きく欠けている』ということや。『足りない』と感じている部分が大きい、ということやな。ただなそういう風に『足りない、足りない』と思えば思うほど、家もお金も、自分から逃げていくんや。皮肉なことやろ?自分が満たされてへんと、人を喜ばせることはでけへん。人に与えることがでけへんのや」
主人公は疑問をぶつけた。
「では、どうすればいいのですか?」
ガネーシャは言った。
「『おおきに』や。ええか、自分の中に足りひんと感じることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は十分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないものを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいを思ってた、お金や名声、それらすべてが自然な形で手に入るんや。」
ガネーシャの声が部屋全体から聞こえてくるような気がした。
「椅子も、机も、紙も、天井も、電球も、当たり前のようにあるけれど、全部自分を幸せにするために存在してくれとるんやで。身の回りにあるモノ、友達や恋人、親、日々出会う人、動物、空気や水、緑、それもこれも自分が生きるために存在してくれてるもんや。当たり前のようにあるけれど、ほんまは有難いものなんや。
朝起きた時でも、寝る時でもいつでもええ。
親にでも、友達にでも、モノにでもええ。
世界をかたちづくっている何にでもええから、感謝するんや。
足りてない自分の心を『ありがとう』て言葉で満たすんや。
ありがとう、ありがとう、みんなのおかげで私は満たされています。幸せです。
そうやって感謝するんやで。」

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人生で何度かは言われたことがある。
『感謝しなさい』
親に、先生に。
ただそこで反発してきたのは、ガネーシャによると自分の欲に従って、自分のために生きとるのに、わざわざ感謝する必要なんてあるか。と考えるからだそう。
これは自然なことで、人は自分勝手なのだ。
エゴイストとして人はみな生まれるのだから。
だから、そういう教えに反発するのも自然な事なのだと。
ただ、本当に変わりたいなら、その部分を変えないといけない。
満たされるために身の回りにあるものに感謝をしなくてはならないのだ。
本の初めにこの話がでていたら、またいつものことかと聞き流していたのかもしれないが、この本を読んだことで、その意味が分かる気がする。
ある意味一つの宗教なのかもしれない。
ただ、ガネーシャの言うように僕も自分の欲ばかりを求めていたような気がする。
『欲を求める』=『余裕がない』
と僕は解釈した。
何事においても余裕がないと人はミスをするし、他のことなどできないのだと感じた。
僕もガネーシャの言うように、今から様々なものに対して感謝をしたいと思った。
きれいごとで、少し恥ずかしい気持ちはあるが、ガネーシャのいう事は正しいと思う。人の目など気にしてはダメだ。


この本を読み、僕はさまざまな考え方を学んだ。
本を読むメリットとして、自分とは違う考え方、価値観を知る事だと思う。
一番今、印象に残っているのは『サービス』をするという事。
やはり自分にばかりベクトルが向きすぎているのだと感じた。
結局は自分がお金持ちになりたいなの一心で、物事を考えていた気がする。
そうでなく、世間のみんなに本当に喜んでもらえることをしなくてはならない。
もっと、自分以外にベクトルを向けて日々を過ごせれば、少しずつではあるが成功へと近づけるのではないかと考えた。

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