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感謝すべき「人」

2020年も半年が過ぎ、早くも6月になりました。

2020年が始まった時、まさかこんな年になるとは思いませんでしたが、
半年が過ぎた今、

「なんだかあっという間だったな」

という感覚が強いです。笑

この半年間で、私は大学3年生から大学4年生となり、その中で就活を経験しました。

就活というのは、
自分の良いところや悪いところを含め、あらゆる自分と向き合い続けなければならず、
それをやり通し続ける上で、企業の人に自分のことをアピールしていかなければならないので、
論理的かつ簡潔に伝えることが苦手な私にとって、想像していた以上に大変なものでした。

そんな私でもご縁があって、就職先を決めることができました。
このような世の中の状況で、内定を頂けたというのは、とても幸せなことだと感じています。

就活というものは、「自分と向き合い続けなければならない」ということは、既に書きましたが、

自分と向き合っている時に私は、

「『自分』という人間は、どうしてこのような『自分』になったのか」

ということを考えるようになりました。
(就活をする前から、なんとなく考えていた時はありましたが、就活最中ほど考えていた時はないです。)

『自分』という存在は、これまで育ってきた環境、出会ってきた人、全てに影響されて、そして形作られていったと思っています。

その中でも何か一つ欠けていれば、今の『自分』とは、違った『自分』になっていたと思っています。
過去のこれまで全てが重要であると考えています。

ただ、そうであったとしても、
今の『自分』が作り上げられていく中で、特に欠かせない時期であったり、環境、そして、人の出会いがあったと思っています。

それは、中学校の3年間です。

中学校では、多くの素敵な人たちに会えました。

私は中学校のサッカー部に所属していたのですが、そこで3年間サッカーをできたことは、本当に幸せでした。

中学校に入る前までは、正直、サッカーはそこまで好きではありませんでした。
小学校の時に一度サッカーから離れたので、
「中学では3年間辞めずに頑張れるかな」
ぐらいの気持ちでサッカー部に入部しました。(中学校の時に何もしないのはまずいかなと、自分の中で勝手に思っていたのもあります)

最初はそんな気持ちで入部したのですが、
段々と状況が変化していきました。

サッカーが大好きな同期と、自分たちの掲げた目標に向かって妥協せずに日々の練習に取り組んでいく、
楽しい時期もあれば、苦しい時期もありましたが、今振り返るととても充実して、幸せな時間でした。

中学何年生の頃からでしょうか、気づけばサッカーをすることがこの上なく好きになりました。

もっと細かく言うと、
大好きな同期と一つになって、目標に向かって懸命にサッカーをすることが、とてつもなく好きになりました。

現在の私が、こんなにもサッカーを好きになって、サッカーを続けることができている、
そして、チームが一つになって進んでいくことがどれほど素晴らしいことで、その後の自分の人生にプラスなものを与えてくれる、ということを知ることができたのは、
中学校のサッカー部で出会えた同期のおかげです。

また、同期だけでなく、サッカー部を指導してくださった顧問の先生方に出会えたことも、私の中ではとても大きいです。

中学2年生の途中までは、

「サッカーでそれなりに結果を残していれば他のことはどうでもいい」

ここまで極端には思っていませんでしたが、
このような態度で生活していたことは確かです。

ただ、先生方の指導のおかげで、
サッカーだけやって、他のこと(主に学校の勉強など)に真摯に取り組まなければ、
サッカーが上手くなることはもちろん、人としても魅力的な人間にならない、
ということを気づかせてくれました。

中学校のサッカーで出会えた人たちは、私にとってかけがえのない、そして、誇れる財産となりました。

そして、もう1人、中学校の3年間の中で、私に強い影響を与えてくれた人がいます。

その人はサッカーとは全く関係なく、3年間クラスが一緒だったというクラスメイトです。

その友人は、何をするにも「全力」でした。

体育祭や合唱祭など手を抜かず、率先してクラスを引っ張っていくような存在で、
勉強も手を抜かず真剣に取り組む、
文武両道を体現しているような人でした。

そして、その友人は、大好きなスポーツになると、人一倍努力家でした。

どんなに大変な状況だとしても、そのスポーツの前では、周りの状況を言い訳にせず、常に全力で真摯に取り組む、
まだ中学生という幼い時期でしたが、「プロフェッショナリズム」を目の当たりにしていたと思っています。

先生方の指導もそうですが、その友人の姿を見て、

「好きなことには手を抜かない、常に全力であり続ける。それでいて自分のやるべきタスクはきっちりとこなす、周りの状況を言い訳にしない」

という今の自分と繋がってくるライフスタイルが生まれたと思っています。

こういった人たちに出会えたおかげで、
私は変われたとさえ思っています。

間違いなく、今の『自分』の原型が作られたきっかけ、土台となったのが、
中学校の3年間です。

改めて振り返ると、私は本当に恵まれていたと感じています。

この私のブログを、私が感謝している人たちに読まれているのかどうかはわかりませんが、
今回はこのブログを通して、感謝を伝えたいと思います。

私と出会ってくれて、本当にありがとうございました。

最後に、
今回のブログを書いていて、1つ思ったことがありました。

私は、
「人は人によって変わることはない、変わるとしたら自分が変わっていくしかない」
と考えています。
自分の行動というのは、結局は自分が選択して判断して実践していくものなので、他人が介入する余地はないと思っています。

ただ、書いていく中で、自分の経験から
「人は、人にしか変えられない」
というのも確かなものかもしれないと、気づきました。

矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、
私の中では、そこまで矛盾しているものではないと考えています。

自分のことを振り返りつつ、自分の中で新たなことに気づくことができました。

今回は何を伝えたいとか特に決まってはいなくて、ただ自分のことを振り返って、少しでも私のことを知ってもらう、というような形になりました。
(そして、中学校の時に出会えた素敵な人たちへの感謝を伝える場となってしまいました。笑)

そんな今回のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続きどうか、よろしくお願いします。

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