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私がお話を聞いていると、2つのタイプの方がいらっしゃいます。
全く正反対です。

金融商品などの提案を
銀行、プライベートバンク、
外資系保険会社などからされた場合の
シチュエーションです。

おひとりは全く聞く耳を持たずに断ります。
「いえ結構です」「興味ありませんので」
おかねを失いたくない強い気持ちがいっぱいです。

もう一方は、提案を受け入れ契約はするけれど
実は相手に対して払っている手数料が高い。
お得に増えたおかねが受け取れるのは
何十年も先という商品。
ブランドでしょうかね。

金融商品はとりわけ大きく増える性質だと
将来の資産額がはっきりとはわかりません。
利率が固定となっていても
為替の影響などのリスクは残ります。

・どんな投資先に資金を投じるのか
・どんなリスクの可能性があるのか
・資産保全はどうなってるのか
など、
自分なりに考えた疑問や可能性について
質問してみましょう。

ゼロだった知識を少しずつ増やし
納得感の密度を上げていく工程が必要です。

投資しっぱなしではなく、
運用報告を定期的に受ける。

経済や国の政策、中央銀行などの方針を
チェックして
「自分はこう思うな」という方針を
定期的に考える時間をもつ。

まあこう書いても、好きでなければ
多くの時間を費やすことは難しいでしょう。

先ほどの2人のような人の場合、
正反対なのに共通するところがあります。
それは「わからない」「考えていない」ということです。

前者は「怖い」「見たくない」のような感情
後者は「面倒」「ま、いいか」のような感情。

感情の変化に自ら気づく。
ココも大事。

これは知らないことだぞ、と脳が働く。
知らない言葉を理解するインプット
考えたり判断をするアウトプット

人間のメカニズムを考えれば
いろいろ働いているんですよね。

だけど、この2人は
脳が働くことを避けている気がします。
感情の問題がクリアしたら
少しは動いてくれるかな。