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ランチェスター戦略が私たちに教えてくれるのは「弱者の戦略」です。

おはようございます。
すずしゃちょうです。

小山昇の実践ランチェスター戦略
成果を出し続ける科学的な方法

著 小山 昇

あさ出版
1700円+税
326ページ

#読了 #2020年58冊目
#ランチェスター戦略
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■著者
株式会社武蔵野代表取締役社長
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■内容
弱者の戦略ランチェスター戦略を
小山昇氏の実践と共に分かりやすく
まとめてある
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■感想
ランチェスター戦略は企業が強者も弱者も
頻繁に使っているなぁと思いました。
Facebookなんかはすぐに他社の
新しい機能の真似をするが
まさにミート戦略を使っている
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■要約
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■第一次世界大戦の時にF・Wランチェスターが
発見した戦闘力に関する法則
・数学者のクープマンが発展させ、コンサルタントの田岡伸夫が
ビジネスに適用して競争戦略として構築した

■ランチェスター戦略の真髄は一点集中
・戦力を一点集中させ市場での強者になる
●勝つための第一歩は捨てること
・商品やメニューも絞り込む
・古いものは捨てて新しいものに入れ替える

■ランチェスターの第一戦略
・局地戦の場合
戦闘力=兵力×武器効率
■ランチェスターの第二戦略
・広域線の場合
戦闘力=兵力の二乗×武器効率
●広域線では兵力が戦闘に与える影響がより大きい
★弱者は局地戦で強者を倒せ

■占有率(シェア)の化学
・73.9%
一対一で絶対に覆しようがないシェア
・41.7%
競合が複数いる場合は安全圏
・26.1%
安定的に地位を守れるシェア
●強者とは市場シェア1位で、シェア26.1%以上の会社

■強者になったらミート戦略
・2位以下に圧倒的な差をつけて盤石な体制を築くために
さらにシェアを高める
・余剰戦力を別のエリアに移して、再びそこでシェアNo.1を目指す
●2位以下が打ち出している差別化を潰す(ミート戦略)
・下位の敵を攻撃してから上位に挑むことを足元の敵攻撃の原則

■セグメントとニーズ
・地域や顧客を絞り込む
・セグメントの発想から一度離れてニーズに着目する

■顧客のABC分析
・横軸
A)総需要上位70%までのお客様(業界大口顧客)
B)総需要70~95%までに入るお客様(業界中口顧客)
C)それ以下のお客様(業界小口顧客)
・縦軸
a)自社が深く食い込んで圧倒的シェアナンバーワン
b)ドングリの背比べで明確なナンバーワンがいない
c)競合の方が深く食い込んで自社が離されたナンバーツー以下
d)自社が未取引でシェアゼロ
●お客様にとっての自社の重要度の把握をする
・Aは守る領域・Bは育てる・Bdは一旦攻める
・Cは放置

■差別化戦略で武器効率を高める
・質を高めることで差別化になる
●小さなテリトリーに兵力を集中させ、競合が持ってない武器で
差別化を図る
★この二つが揃った時、弱者が強者を打ち負かす可能性が最も高くなる

■便利なデジタルツールの使い方
・アナログで活用して全体を俯瞰する経験を積む
・自社の強いところをデジタル化する
・労働を可視化する
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