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もうすぐ2年目になる社会人として

前述の通り、先日同期全員が大集合してのお泊まり研修が開催された。最終日は1人持ち時間3分で、自分が配属先でどんな仕事に取り組んできたのか紹介する時間が設けられた。自分のことを話したくて話したくてたまらない私たち、大歓喜の企画である。

正直自分の発表が終わった後は、ほっとしてしばらく放心状態であったが、関東支店の同期の発表内容が結構面白く、聞き入ってしまった。中でも、いいこと言ってるな、参考になるな、と思った内容がいくつかある。私も参考にして仕事に取り込んでみようかと思った内容を紹介していこうと思う。

メンタル面で真理を得ているな、と感じたのは「素直に、正直に」と発表の最後に締め括った同期に対してである。社会人になって今までと自分が変わったと思うことは、苦手なことにも渋々ながら取り組んでいるという点だ。
学生の頃は、教授助教授に「〇〇の内容で精査した方がいいよ」と言われても、のらりくらりと後回しにして、最後は時間切れ、と言った形でやるべきことから逃げていた。当時は明確に課題から逃げている、という自覚はなかったが、今思えば小さい頃から苦手な子とは絶対に遊ばなかった。同格に扱って良いかわからないが、高校の時は試験後に解き直しをすることが大嫌いだった。苦手な人間、問題、課題に真正面から取り組むことができなかった人間が私である。

現場に配属されておおよそ半年、薄々気がついてしまった。ここでも苦手なことを避けていれば、誰かがその仕事を巻き上げてくれるということに。だが、今度ばかりはそれをさせるつもりはない。私の仕事は私がこなす。最初は求められるレベルのものを提出できなくても、諦めずにくらいつけば絶対に成長できると思わせてくれる先輩が同じ現場にいてくれる。誰もが享受できているわけではない恵まれた環境であることは自覚している。今の現場には後1年半しかいることができないが、少しでもその先輩に近づいて、次の現場に行きたい。

同期は「素直に、正直に」と言っていたが、私は少し曲解して、「自分自身の弱さと向き合う」完全に自分の性格を変えることはできないが、性質をよく理解した上でうまく付き合っていける、古傷のような存在にいつかなってくれる時まで気長に克服していこうと思う。

もう一つ、自分の時間を管理する上での工夫点を紹介してくれた同期がいた。これは私も取り入れてみたいと考えている。自分の行動予定と、実際に行動した記録、両者に差異が発生した場合はその理由の記録だ。

仕事をしていて感じるのは、自分の予測していない仕事が上司からとめどなく渡されることだ。「なるべく早くお願い」と言われた仕事から手をつけていると、ふいに思い出したかのように「あれ、頼んでいた〇〇の仕事どうなった?」と矢のような質問が飛んでくるのだ。新しく赴任して来たI先輩が導入したOneNoteによって、誰が今どんないしごとを抱えているのか分かりやしくなった。しかし取り組む必要のある仕事量が減ったわけではないため、やはり色々仕事が降ってくることには変わりがない。

こういった仕事を捌く上でも、今自分が抱えている量の仕事はどれくらいの時間がかかるのか把握していることが重要だ。しかし、新人である私が取り組んでる仕事はもちろん初めて任される内容が大部分である。経験がないことから、必要時間の予測も当たらないし、意味がないのではないかと私は勝手に思っていた。会社から最初にもらった「毎日シート(現場でのことを記録し、教育担当と意見交流するのに使えるシート)」には、1日のスケジュール予定と実際の行動記録を記すスペースがあったが、結局その欄はいつも空欄のまま提出してしまっていた。

だが、やってみなければいつまで経っても仕事にかかる時間の予測ができないままだ!これからはわからないなりに予測してみて、実際にかかった時間と照らし合わせてみようと思う。最初は全く検討違いの数字になってしまうかもしれないが、続けていけばだんだん予測していけるはずだ。また、その中で、自分が無自覚に時間をかけていた業務があるとすれば、どうやって時間短縮するか、意識して取り組んでいけると思う。

今回、最終日に同期みんなの発表を聞けてよかった。参考になったところは自分も取り入れていこうと思う。

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