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【馬との会話】愛あるまなざし-その2


タロウさんとルーカスは、「人」のことを、「心が通じあえる優しい生き物」だと認識しています。
その優しい生き物から、重ねて質問がありました。

『愛・ある・まなざし』って、具体的にはどんなまなざしですか?

あまりにも直球過ぎて、嬉しくて笑みがこぼれます。
こういう質問は本当にありがたいです。

今回もまた、マザーテレサの言葉を引用させて頂きます。

『大切なのは、どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ心を込めたかです。』

「どれだけ多くのことをしたか」
この場合、「どれだけ」は「量」を表していて、意味は「結果」です。

「 どれだけ心を込めたか 」
この場合の「どれだけ」、意味は「純粋さ」といったほうが近いと思います。これ以上の純粋さはない!という100%の「純粋さ」が既に自分にあって、それにどこまで近づけたか! そんな感じだと思います。

どれだけ「純粋」になれたか。(過去形)

過去形で書くと、どれだけ「純粋」になれたかという「結果」が気になりますが、これは「言葉」で表現しようとするから陥る「罠」です。

どれだけ純粋になれたか… 
それは馬が、「心と体が一致したボディランゲージ」で反応してくれるので直感的にわかります。分かるというよりも「感じ」ます。安心してください。(^^)

馬の前にいる時は、
「不安」な自分。
「緊張」している自分。
「高揚」している自分。
どんな「自分」でいてもかまいません。
馬に人の心を隠すことはできませんから、隠す必要がないのです。

馬と呼吸を合わせていくと、結果的に「不安だった」心も、「緊張していた」体も、「高揚していた」心も体もすべて、「純粋」な感じになっていきます。

『愛・ある・まなざし』って、具体的にはどんなまなざしですか?

お答えします。

1 まずは馬との会話を通じて、自分の「純粋さ」に気づくこと。
2 自分の「純粋さ」に気づくと、「自信」が湧いてきます。
3 その「自信」が馬への「感謝」とペアだということが感じられます。
4 馬への「感謝」は、必然的に自分を「謙虚」にしてくれます。
5 自分が「謙虚」な状態でいる時、馬はどんなまなざしをしているか。

引用:ホースハーモニー読本(©株式会社葉山ハーモニーガーデン)

その時の馬のまなざしが、あなたの「愛あるまなざし」です。

何度も経験して、いくら心と体で分かっていても、人の心は動きます。
純粋さから遠ざかることも、自信がなくなることも、傲慢になることもあります。
でも、タロウとルーカスを相手に会話していると、自分が「謙虚」になっている瞬間があります。

「愛あるまなざし」。
これは自分で考えることではなく、タロウとルーカスを鏡として、実際に見せてもらうのが一番わかりやすいでしょう。

【馬との会話】愛あるまなざし-その1

馬に訊いてみよう!目次はこちら。

タロウとルーカス2


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